続きです、なかなかエロくならんくてすんません!!!
俺「そっか文さんそんなこと言ってたんだ、」
ヤス「うん、だからまず謝りたかったんだ、ごめんな」
雰囲気もあの屈託のない明るい性格もユウジに似てたけどユウジはただの子供って感じでヤス君は天真爛漫だけど分別もつく大人だった。
俺「いやぁそんな謝ってもらうことじゃないよ、ああやって載せればそういう風に見られるのわかってるしさ、とりあえず飲もうぜ」
そういって酒をのんで色々話したらヤス君は本当に良い奴だった、酒が入ったのもあり俺はヤス君に俺が彼氏を作らない理由を話そうと思った。何より気を持たせるのが嫌だった。
俺「そろそろ出ない?」
ヤス「もう帰る?」
俺「近くに公園があるんだけどそこで話すわぁ」
ヤス「???」
俺「いいからでるよ〜。文さん帰るよーご馳走様」
文「あらららら!?二人でどこ行くの?仲良しなの?いやらしいの?」
ヤス「秘密です」
俺「おい、含みを持たせるな、酔い覚ましに外に行きたくなったんすよ」
文「そう、じゃまたね」
帰り際、文さんが頑張ってと言ってたけどどっちに言ったのかな・・・
だだっ広い公園のコの字型のベンチに二人で座り背もたれにグダ〜ってなって話し始めた。
俺「俺さ、結婚したいんだよね、」
ヤス「!?そういう人いるの?」
俺「結婚して子供ができて家族を作ってっていう普通の幸せが欲しいんだ」
ヤス「ダイちゃんはバイだったの?」
俺「超ゲイだよ、女性とエッチなんてしたことないし考えられないし、俺は男の筋肉大好きだし・・・でも周りを見ればみんな女の子と手をつないだり友達に紹介したり楽しそうに青春を謳歌してる、すごく楽しそうだし羨ましい、親に孫も見せてあげたい、そんな普通の幸せが欲しいのに叶わない、普通の恋がしたかった、誰かを好きになりたかった、そのせいか街で見かけるタイプの男の子や友達にドキッとしたり、下が反応したりするととてつもない自己嫌悪に陥るんだ、そのくせ男の体でオナニーするし、何回か寝たこともある。
そんな自分が大嫌いなんだ、ゲイである自分が大嫌い、ゲイであることを受け入れて自分らしく生きてる人が大嫌いで大好きで尊敬してる。だから彼氏作ってゲイの自分を受け入れられないんだ。」
途中から泣いていたのは酒のせいでも、上手く話せなかったからでもない。
横を見るとヤス君も泣いている、そして何故かシャツをを脱ぎだした。
ヤス「どうだ!俺の筋肉、なかなかだろ!?触ってみろ!!」
俺「!?」
俺の手を取り腹筋に持っていく、サッカーで鍛えただけあって流石の筋肉だ。
ヤス「ドキッとしたか?いいじゃないか、本能で生きて今の気持ちだけで生きればいいじゃん、俺の筋肉に反応したら飛びつけばいいじゃん!!!」
抱きしめられた。たくましい腕に引き寄せられ厚くて熱い胸に顔をうずめさせられて、また泣けてきた。