続きます。
それから大学も卒業して会社にはいって1年くらいたってあれから初めてヤスからメールが来た、
「届け!」
それだけ・・・
俺は
「届いてるよ」
とだけ返信した。
ヤスメール「なんで?アドレス変えてないの?」
俺メール「変えたらヤスが今日みたいに何かに悩んだとき困るだろ?」
ヤス「気をもたすなwwwそれに別に悩んでない!」
俺「そっか、ゴメンな」
ヤス「嘘!悩んでた、でも今すげえ嬉しいからもう平気だ!ありがとう」
俺「相変わらずだな、何があったか分からないけどヤスなら大丈夫だ」
ヤス「うん、ありがとう」
そのときはそれだけだったが今でもたまに彼氏ができたとか別れたとか嫌なことあったとかメールを送ってくる、俺は殆ど返信しないが・・・
俺のヤスのメール受信欄はまるでヤスの日記みたいになってる。
それから今現在の2週間ほど前。
俺は本当に誰とも会わずセックスもせずにいた、会社も地元から少し離れた所だから友達に会う心配もない、正直溜まってた・・・
用事があって実家に泊まった時にユウジの夢を見た、セックスしてた・・・
目が覚めて嬉しさと切ない気持ちに襲われた。
帰りになんとなく昔よく行っていた漫画喫茶に立ち寄った。
しばらくしてトイレに行くときにふと見ると俺の隣に見慣れた靴がある、
まだ昔ユウジと一緒に買った靴だ、別に仲がいいからお揃いでっていうノリじゃなくただ欲しいから買っただけだが、
俺は店の外に出て駐車場をみる、ユウジの車があった。
中に戻りこっそり部屋を覗くとユウジがオナニーしてた。
俺は自分の部屋に戻り気持ちを落ち着かせた、が落ち着くはずない。心臓バクバクだ。
たまたま地元によって、たまたまユウジの夢を見た日に、たまたま立ち寄った満喫でユウジがオナニーしてる、俺は運命なんか信じるほうじゃないけどが、これは!って思った。
もう抑えられなかった、周りを気にしてユウジの部屋のドアを少しだけ開ける、パソコンの画面にはたくさんの男の中で女が一人。まさかゲイサイトが分からなくて店の勧めるアダルトチャンネルで男がたくさん映ってるのを見てるのか?なんてこと考えたらもう止まらなかった。
ドアを開けて中に入る、
俺「ユウジなにしてんの?」
見えた!初めてみるユウジのチンコに俺のチンコはもう濡れていた。
ユウジ「ダイ?なんでここにいんだよ?」
ユウジがパンツをはこうとする、俺はその前にユウジのビンビンのチンコを舐めようとした、少し先っぽを舐めたとき頭をはたかれた。
ユウジ「馬鹿なにしてんだよ」
俺「ごめん俺お前が好きなんだよ、昔からずっと!」
そう言ってユウジに抱きついて無理矢理キスした。
ユウジ「やめろっ!」
突き飛ばされたがもう後には引けない、
無理矢理抱きつきシャツのなかに手を入れる、ユウジもヤスに負けない位の腹筋だ、
ユウジ「ふざけんな!」
俺は部屋を追い出された、しばらく何も考えられなかったが、チンコがビンビンだ、その足でトイレに向かいがむしゃらに扱いた。
10秒もせずに大量の精子を出した・・・
我に返る、凄まじい後悔だ、どうしよう。
ユウジは店を出たみたいだ、俺はユウジに電話するが出ない、謝りのメールを送ったが返事はない、
最悪だ、よく考えたらユウジは大学生、暇はいくらでもある、俺と良くつるんでたから俺がよく行っていた店にいるのは当たり前、靴だってユウジはあまりオシャレに気を使う方じゃないからあの靴をまだ履き続けてても不思議じゃない、パソコン持ってないから満喫でオナニーもそりゃするだろ、
運命なんかじゃない、あるわけない、俺が馬鹿だったんだ、どうしよう・・・
それから何回も電話しても出ない、着信拒否された、メールも返ってこない・・・
終わった、積み上げてきたものがこんなに簡単に崩れるなんて思わなかった・・・
もうやだ、俺は大馬鹿者だ。