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社員旅行2日目。
寝坊した裕之先輩と急いでフロントに向かう。
出発までにはまだ一時間位あったが、役員達は朝が早く、今日の予定を早く知りたい、と言ってフロントに俺と先輩を呼び出したようだ。
「君らは幹事だろ?朝食の時にも顔を出さずに何やってるんだ!自覚が足りないんだよ!私はまだいいさ。ただ私よりも上の役員もいるんだから…」と、長い説教が朝一番で始まり、先輩は申し訳ございませんと頭を下げる。
その苦笑いと、先輩の物腰が、大人で、紳士でセクシーさを感じる。
先輩は私服もオシャレで、とても一児の父親とは思えない。
スーツも私服も、洗練されていて、怒られている時も、女子社員が「○○さん(先輩の名字)、今日も格好いい!本当にオシャレだし、いいよね〜!」と、先輩の姿を見た途端に、女子社員が少し離れた所で騒いでる。
俺は、何だか妙な気持ちになった。
俺、先輩を独占したいような気分になってた。
よく、裕之先輩を好きになった、と同期の女子や後輩、先輩女子社員から相談されたことがある。その度に、家族がいる先輩を本当に好きになったら、そして一度でも万が一にでも間違いがあったら、会社には居られなくなるんだよ、そう言うのはすぐばれる、空気感染みたいに、広がるのは早いんだよ、と、不倫を食い止めてた俺。
その先輩と、何とも言えない関係を持ち。ふと先輩を見ると、上司を上手くあしらい終えて、「いちいちうるせぇなぁ、あいつ、いつかぶっ潰してやる!なぁ、直樹?」と、満面の笑みで俺を見つめる先輩。
何か、初恋の時みたいに胸が痛くて、急に辛い気持ちにもなった。優しい先輩は、昨日の事を責任感じているように思えてならなかったから。
「本当、ウルサいですよね?ジジイどもは(笑)黙って若手に任せてくれればいいのに。それよりすいません、全部先輩に処理してもらって。」
「一応、俺もお前の上司だから(笑)。気にすんな(笑)それより腹減らないか?まだ時間あるから飯食わねえ?」
「いやぁ、俺今いらないです(苦笑)」
「そうか?じゃあ俺食ってくるわ(笑)荷物見ててくれな」と言っていなくなった。
先輩の後ろ姿を見て、昨日の姿を思い出す。
俺は、卑猥な想像をしてた。
少し焼けた肌。筋肉質な背中、引き締まった腰回りと、キュッと締まった尻。
先輩の後ろ姿を見ただけで勃起してしまった。
今日も、先輩とエロい事がしたい!強く思った。
そんなエロい事を考え勃起させてしまった時、ギュッと股関を握って来た奴がいた。
「お前、何勃起してんだよ(笑)朝勃ちにしては長い事立ってんな(笑)」
同期の亮太。大学も同じだったが学部は違うから接点はなかったけど、入社してからお互いずっと良き相談相手の仲間。
「お前何触ってんだよ!止めろ!」
「ぼうっとして、突っ立ってっからだ(笑)それよりさ、お前昨日何処いた?部屋行ってもいねえしさ。○○係長(亮太の上司で裕之先輩の同期、課が違うんですが。)が裕之もいねえぞ!って探してたぞ?」
「温泉、夜中に入ってたから。」
「俺と係長も行ってたぞ。」
「そう?俺と先輩、違う方の風呂行ってたんじゃねえか?別館にもあるしさ。」
「そっか。俺、係長と風呂の踊場で寝ちまったさ(笑)」
「風邪引くぞ!」
浮気の言い訳みたいに、ごまかした。俺は、先輩のいやらしい顔を見て勃起が収まらず、、。
「ごめん、亮太、俺便所行くわ。今の内行かないと忙しいからさ。」
「オウ!今日も頑張れな、大変だよな?」
亮太をまいてトイレへ。
広めの個室に入り、ズボンを下ろし、自分のを握って上下に動かす。
〔先輩!先輩!!先輩を犯したい!先輩のチンポを触りたい、舐めたい!先輩とキスしたい!〕
目を瞑って先輩を想像してマスターベーションに耽る俺。
そんな時だった。
「直樹〜?いるのか?」
先輩の声だ!
「先輩?飯は?」
「食ったよ、直樹マジで喰わないの?」
先輩のファスナーを下ろす音。
「名前呼ばないで下さいよ、直樹、直樹って。」
「だって誰もいねえもん。ちぃせえな?お前(笑)」
誰もいない?
今、俺と先輩の二人。
俺は、そっとドアを開けた。
「先輩?」
「何?出たのか?(笑)」
笑いながら俺を見た。
先輩の表情が変わった。
「お前、何やってんの?(苦笑)」
「先輩を思い出してシコってました。俺、もう忘れられません。」
先輩は用を足したのか、周りを確認して俺を押し込んでドアの鍵を閉めた。
「お前の見て、俺も…ホラ…勃起したよ(笑)」
先輩とディープキスをした。
第3ラウンド開始。