僕らは全裸のまま手をつないで布団にダイブした。
Eはチラッと部屋の片隅にある姿見の方を見て髪型を気にしていたが、僕は構わずEの濡れた髪を撫でまわした。
僕らは布団にもぐりこみ、頭まで布団にくるまって二人で丸くなった。
Eの肌はまだしっとりと濡れていた。
布団にくるまれて真っ暗な中でまたキスをした。
手探りで互いの体を感じ合い、素肌の温かさを感じあった。
それから僕はEの体中を味わうように舐めた。
頬も、耳も、脇の下も、足の指も…、Eの全身を舐めまわした。
足の指を舐めると、Eは
「あぉ!うぅ〜…
これ…意外とキモチいかもw」
と言って笑った。
僕らはそんな風にして、毎日毎日、抱き合った。
しばらくそんな関係が続くと、Eは少しずつ大胆になっていった。
Eは僕のキンタマやアナルを舐めるのも嫌ではないようだった。
たぶん僕がEの全身を舐めるものだから、それを真似をしていたのかもしれない。
ノンケのEは、男同士のセックスについての知識は皆無だったから、当然そうするものだと思っていたのかもしれない。
Eは飢えた犬のようにペロペロと僕のキンタマを舐め、そのまま奥へ奥へと舐め進み、僕のアナルを舐めた。
舌をアナルにねじ込み、僕の肉壁を唾液で濡らした。
Eは僕の乳首を舐めるのが特に好きだった。
大学に入って3年間、ろくに運動していなかった僕の胸には、ほんのりと肉がつき始めていた。
でもEはそれが好きだったようだ。
Eは僕の胸の肉を無理やり押し集めてこう言った。
「うわ!女の胸みたいw ヤバいw」
そう言ってEは僕の乳首にしゃぶりついた。
その言葉を聞くと僕はいつも切ない気持になった。
…Eはやっぱノンケなんだな…
それでもEはおかまいなしに僕の乳首に吸いつく。
「ん…。アッ!!」
Eが激しく乳首を吸い、舌先でそれをチロチロともてあそぶと、僕は声をあげてしまった。