3日後に、一樹さんと俺が、早番のシフトだった。一樹さんがちょうど、鍵を開けているところで、「おはようございます」と声をかけた。一樹さんは「今日、俺らが早番で休憩も一緒だから、遊びに行っていいか?」と言われた。俺は、「俺んち汚いですけど、どうぞ。」と答えた。午前中のバイト中は、色々想像して勃起してしまった。でも、冷静に考えて、ゲイでは無さそうだし、エロいことも有り得ないし、ただの妄想を繰り返しているだけだった。
13時過ぎに他のバイトに一樹さんが、「小野と休憩入ります。ちょっと外に出るね。」と言い、二人で俺のアパートに向かいました。下宿のアパートは、窓を開けると、プールの歓声が聞こえるぐらい近くなので、歩いて数分でした。下宿に入ると、一樹さんが「なんだ、きれいじゃん。汚いっていってたのに。」と笑いながら話しかけてきました。俺は、冷蔵庫からポカリを出し、先輩に渡しました。
1DKなので、寝室との間には扉があります。俺は、昨日の晩、ベットの上で競パンオナニーをして、数枚の競パンがベットに散らばっているのを思い出しました。勝手に寝室を開けたりしないだろう、と思いつつも、ヤバイかなあと思い、とっさに「先輩、トイレどうぞ」と言ってしまいました。トイレに入ってもらっている間に片付けようと思ったのですが、あまりにも唐突でした。一樹さんは「えっ?別にいいよ。小野君、行きたいならどうぞ。俺んちのトイレじゃないけど(笑)」と言われちゃいました。俺は、とりあえず、テレビをつけ、トイレに入りました。一樹さんが、テレビ見てくれればいいけど、と思いつつ、トイレを済ませると、キッチンの椅子に一樹さんがいません。寝室の扉が開いていて、一樹さんは、寝室の中から「小野君は、いっぱい水着もってるんだね。」って話しかけてきました。ベットに競パンが散らばっているという普通じゃ有り得ない状況なのに、一樹さんは、俺のことを、水着をいっぱい持ってる人ぐらいにしか考えてないのかなと思いました。同時に、競パンオナニーしている変態とは思われていない、と感じ、安心しました。「ちょっと、勝手に寝室入らないでくださいよー」と言いました。