宗佑さんへの恋する気持ちが再加熱してしまった
この気持ちどうしたらいいのだろうか・・・
俺はあの12時20分ぐらいが待ち遠しくてしょうがない
アパートを出るとあのバイクの音が聞こえる
来た
俺は影からお兄さんを見つめた
今日もカッコイイ!!
宗佑さんは、今ドラマに出てる林遣都君を大人にした感じの人で、背は168ぐらいでスポーツやってるのかしらないけど色が黒い
まさに俺のタイプそのものだった
俺はしだいにお兄さんが来る時間を見計らって外で、車の修理をするふりをして待っていた
あのいつものバイクの音
来た!
そのときちょうど目があった
「こんにちわ」
向こうから挨拶してくれて俺は照れてペコリと頭を下げた
もしかして俺のこと覚えてくれてる?
なんか若干嬉しくなってテンションがあがった
そんな何もないままの俺たちだったが・・転機が訪れる
俺はいつものようにフタバのレンタルショップでバイトしていた
「いらっしゃいませ」
あれ!?
入ってきたお客さんの中に宗佑さんがいた
うっそ!!
来てもおかしくないけど・・・
俺は胸が高鳴っていた
まさかお兄さんが来るなんて!
そして何十分後ぐらいにお兄さんがちょうど来た
これは挨拶するべきなのか!!
それともスルーするべきなのか!?
俺は迷いに迷ったあげく普通に対応することに。
ヤバイこんな真近くで見るのは初めてだ
やっぱカッコイイ
お兄さんは俺にまったく気づいてない様子だった
お兄さんが借りたのは、「ルーキーズ」
このままスルーなのか!?気づいてくれねぇかな!?
なんて考えてると、目が合った
「あ・・こんばんわ」
「どうも」
なんとお兄さんから声をかけてくれた
俺は緊張で声がうわづっていた
「いつもここでバイトしてるの?」
「はい」
「俺ここよく来るんだ」
「マジっすか!!?」
「頑張ってね」
そう言ってお兄さんは帰って行った
カッコイイ!!まさかのここで会えるなんて・・・
俺は嬉しくて嬉しくていつも以上に張り切ってしまった
お兄さんは一人で借りに来てたってことは彼女いないのかな!?
誰とルーキーズ見るんだろう・・・
あのカッコよさで彼女いないのはありえないよな!?
なんて妄想しながら俺は次にお兄さんに会えるのを楽しみにしていた