(感想ありがとうございます!!。いつ終わるか僕も分かりませんw)
ボクサー君はつま先立って唇を求めてきた。
「ムネリーン…」
「徹平可愛いすぎる」。そうささやくと、ボクサー君はニコッと微笑んだ。やっぱり小池徹平似を自覚してるんだ。
ピンクと黒のボクサーパンツ。お互いの盛り上がりがぶつかり合う。押しつけ合う。でもまだ脱がさない。それがボクサー愛好家の不文律。パンツ姿が一番エロいんだ。
唇が触れあった。マシュマロのようにやわらかい。前歯で下唇を噛んだ。
「好き。好きだよ」。
「俺も。最高だよ」。
綺麗な歯並び。舌を入れる。舌が絡んだ。ボクサー君が思い切り突っ込んできた舌をいなしながら、背中に回した右手の指で瑞々しい白い肌の感触を楽しんだ。上質のビロードのようなしっとりとした肌触り。もう我慢できない。僕はボクサー君をお姫様抱っこしてベッドに運んだ。仰向けに寝かせる。馬乗りになって乳首に舌を這わせた。そんなに遊んでいるとも思えない普通の乳首。色の薄い乳輪をなめまわす。「すごいよ。すごく気持ちいいよお」。もっこりをマックスにさせたボクサー君は甘いソプラノで絶叫した。
するとその時、近くで物音が。ガタッ。ハアハア…。
何だ? 僕は今まで気がつかなかった。小さなのぞき窓の存在を。両隣の個室から、見られていたことを。SEXを見られるなんて初めてだけど、不思議と嫌な気はしなかった。ボクサー君も知っているみたい。むしろ、それを楽しんでいるようだ。
「入れてくれる?」。
ついにショッキングピンクのボクサーを脱がす時が来た。僕は彼の腰に手をかけた。