条件反射というのは怖いものだ。
エサを与えられる時に毎回ベルの音を聞かされていた犬は、ベルの音を聞くだけでヨダレを垂らすようになるという。
僕との関係を重ねていったノンケのEも、僕に抱きつかれただけで条件反射的に勃起してしまっているのだ。硬くなった男の先端からヨダレを垂らしながら。
僕との日々は少しずつ、しかし確実にEを変化させていたのである。
僕はEのきれいな首筋に舌を這わせながら上着とジーンズを脱がせた。
そして、パンツ一丁のEを後ろから抱きしめたまま、風呂場に連れていく。
Eはベッド以外で全裸になるのは「照れる」と言って恥ずかしがった。
風呂はEを待っている間に沸かしてあった。
風呂場でEの最後の1枚を脱がすと、ピョコッとEのかわいいチンポが顔をのぞかせた。
Eは照れ笑いを浮かべ、それをごまかすためにまた僕にキスをする。
裸のEを浴室に送り込んだ後、自分も手早く服を脱いで浴室に入った。
僕が浴室に入る頃には、Eは座ってシャンプーをしていた。
ガシャガシャと乱暴に頭をかき洗いながら、目をギュッと閉じているのが子供っぽくてかわいい。
僕はまた後ろからEの濡れた体を抱きしめた。
そして、シャワーをかけてEシャンプーを落としてあげた後、今度は体を洗ってあげた。
Eはいつも「いいよぉ」と言って断るが、僕が「いいから!」と言うと、じっと黙って体を洗われていた。
僕はボディーソープをたっぷりと泡立て、Eの体を隅々まで洗った。
僕は泡だらけになったEの体の滑らかさを楽しみながら、アナルに指を這わせたり、いきり立ったチンポに泡を塗りたくって遊ぶ。
Eは「変態!」と言って笑った。
時々、Eも僕の体を洗ってくれたが、僕は自分で体を洗い、Eを先に湯船につからせておくことの方が多かった。
それはそれでうれしかったが、なんだかムズムズくすぐったいのと、Eの洗い方がぎこちないのとで、あまり洗われるのは好きではなかったからだ。
Eは退屈そうに口元までお湯にひたりながら、黙って僕が体を洗い終わるのを待っていた。
僕は体を洗い終わって浴槽に入ると、後ろからEを抱っこするような体勢で一緒に湯船につかる。
僕よりもEの方が少し身長が高かったが、Eはその体勢が好きだったし、僕もそうしているのが好きだった。
お湯につかりながら、互いのチンポを触ったり、お湯の中でキスをしたりして、ひとしきりじゃれ合った。
その後、二人で一緒に浴室を出ると、僕はタオルでEの体を拭いた。
そして、全裸のまま手をつないで二人でベッドに向かい、そのまま布団にダイブした。