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後二回で、合コン編ラストです☆
タクシーの帰り道、みんなと話しながらも、誰が自分に入れてくれたのだろうと考えていた。
亮佑と大河。
みちは光一。
みちにいれたのは、こうと多分親友の谷。これで5票残り4票。
2票ずつが、俺とじゅんくんだから、、これって自分に入れなければ、相手にいれるしかないから、じゅんくんが俺にって事になる。 この投票にアクシデントがあった事をこの時点で気付く事は不可能だったが、ボタンの掛け違いの様に微妙なずれとなっていく。
ようやく准くんの家に到着。閑静な住宅街。大きな家で門構えも立派だ。
准「みんな寝てるから、あんま大きな音とかたてないでね」
一同「はーい」
そして、玄関のドアを空けた瞬間、、
「ワンワンワン」
吠えられてしまう事は不可避であった。
准「サクラ、チョコうるさい」
「ワンワン」
准「うるさいって」って、言って蹴りを食らわした。 キャンキャン言って檻に戻った。
准「あいつら、マジうるさいね」
いやいや、あなたが蹴るからですよ。
そして、2階の准くんの部屋に上がった。
准「入っていいよ」
一同「おじゃまします」
部屋は広いのにゴチャゴチャしていて、自分の部屋と変わらないと思った。
でも、おばあちゃん家の匂いっていうか、懐かしい匂いがする。
自分の部屋と違うのは、ギター、ベースが何本も置いてある所だ。
准「じゃあ改めて乾杯しよう」
「乾杯」
俺「写真いっぱいあるんだねぇ。それに壁にいっぱいメッセが書いてある」
准「同級生とか、アクターズー仲間だね。なんか誰か始めに書き出したら、こんな感じに。のぶとこうも書いていいよ」
俺「本当にいいの?」
准「いいよ」
俺とこうは遠慮なく、窓の下の所に書き入れた。
んで、プリとか写真とか見せてもらった。
昔の写真だから、今と違うよ、と言われたけど、学生の頃から可愛いとこは全然変わってなかった。
むしろ今の方が垢抜けてて全然いい。
ペラペラ手帳をめくっていると、市ノ瀬らしき人と写ってるプリクラがあった。俺「これって市ノ瀬?」
准「違うよ」と言って手帳を閉じられた。
お酒も少し覚めてきて、准くんがさっきの人気投票をもう一回やろう、と言ってきた。
紙とボールペンはカラオケ屋から持ってきた(ごめんなさい)
じゃあ、まずは、この中でカッコイイ人☆
俺0、市ノ瀬2、こう1、准1となった。
なんで、俺0なの?
次は一夜限りの付き合いをするなら☆
俺3、市ノ瀬1。
准「のぶは遊ばれておしまいなんだね笑」
俺「地味にそれショックなんで、、」
愛斗「俺とHしたいの?笑」俺「そういう事いうな」
じゃあ変態は☆
投票するまでもなかった。この中でタイプなのは?
俺1、准1、市ノ瀬1こう1、こう「俺の事誰がタイプだって?」
一同シカト。
准「最後ね。この中で付き合ってもいいと思える人。てかこれは直接発表しない?俺から言うね、のぶ」
っつ、、マジで?
准「嬉しがってるの笑
でも、本気で好きだ、とかじゃないから笑」
ノリみたいなものか。
でも、、うれしい。
准「こうは?」
こう「俺?准だよ。准。」
准「ありがと。じゃあ一緒に寝ようか?笑」
こう「マジで☆腕枕してやる」
准「ぇっ、あぁ、ぅうん。じゃあのぶは?」
俺「俺、、、俺は市ノ瀬」
一瞬准くん、とマジで答えようとしたが、恥ずかしくなって、市ノ瀬と言ってしまった。
准「えっ俺じゃないの?笑俺だけってハズいしょ。じゃあ市ノ瀬は?」
愛斗「俺は言わないから」
准「はっ?意味わかんないし、空気読んでくんない」愛斗「言えないものは言えない」
さっきまでの和やかな雰囲気が一変、険悪なムードとなった。
俺は、「准くんごめん。市ノ瀬は凄くシャイで、奥手な所があるから、勘弁してあげて」と咄嗟にフォローした。
さらに一瞬、機嫌が悪くなったが、のぶが言うなら、と言う事で収まった。