あっ、、イク、、
俺は絶頂寸前に到達していた。
あと二、三回上下されたら射精できる。
まさにイク直前、尚人は扱くのをやめた。
えっ、、
俺のは、はちきれんばかりに膨れあがって、紅く染まっている。
それと、ビクビク痙攣している。
「なおと?」
俺の呼び声には答えない。時間とともにわずか収縮した。
また尚人は俺のをまさぐりだした。
快感は止まってないからすぐイクと感じた。
「はぁん、イク、いっちゃうよ」
すると、また手を休めた。「尚人。イカせてよ」
やはり答えない。
そして、五、六回扱いては休み、また扱くという事を繰り返した。
俺はイキたいのにイケないという、あまりにも辛い状態に涙がこぼれた。
「尚人、俺、頭おかしくなっちゃうよ。お願いだからイカせて。ねぇ」
全く聞こえていないように振る舞う。
どのくらい経っただろうか?あまりの辛さに気絶しかけた。
そして、寸止めにも、とうとう終わりがきて、薄い透明な液が勢いよく、俺の腹に飛び出した。
やっとイケる。
そう思った矢先。
精液が出ようとする瞬間。尚人は、俺の鬼頭の下から根本の棒の部分を思いっ切り握った。
ぐっっ。
出かかった精液は尿道内で留まり、一滴だけが先端から溢れだした。
膨張した先はブルブル振るえている。
イッタ快感はない。
残っているのは寸止めさせられた不快感だけだ。
そして、軽く扱かれ、凄まじく白濁した精液がボトリと落ちた。
快感のない射精。
なんともやるせない、むなしさだけが残滓と共に存在した。
なんで、こんな仕打ちを受けなきゃならない?
尚人に逆らった罰?
俺はベッドを降り、ティッシュで自分の精液をくるんだ。
終わると尚人は俺の腕を掴みベッドに押し込んだ。俺「なに?これ以上、なにするつもり」
発狂気味に叫ぶが、言葉が通じないかの様に反応がない。
そして、
俺「ちょう、何?何すんのやめて、やめて」
俺のズボン、パンツを全部脱がすと床に放りなげ、俺の中に指を入れてきた。
イレるつもりだ。
「やめて、やめてってば。濡れてもないのに入る訳ないじゃん、ぐっ、、」
指を一本から二本、三本とまたたく間に増やす。
そして、尚人の鉄の様に固くなったイチモツを擦りつけてきた。
「無理、無理。無理だから」俺の言うことなど、聞くわけがない。
めちゃくちゃもがいた。
ベッドの上で暴れた。
だけど、力で尚人に勝てる訳がなく、抵抗すらできなくなった。
尚人は固くなった先端を当てると、ねじくりだし、徐々に押し込んできた。
やさしさなど微塵もない、独りよがりの快感の為に。 俺には判っていた。
俺が逆らった事が許せないのだ。
尚人のプライドを傷つけたのだ。
だが、先端は入ったが、その先は入るハズがない。俺が14pくらいでそれより指三本分は長い。
太さも直径5pはある。
先端は細く、カリ下が急激に太くなる。
尚人はそんな事、お構いなしに自分のを手で握り、グイグイ押し込んでくる。ガァァ、、裂ける、、
スルドく、ニブい痛みが脳内に響く。
俺は尚人以外に入れられた事はない。だけど、これがキモチいいと思えるハズがない。
今までは、一つになれる充実感が優っていた。
だが、本来的には苦痛にしか感じないのだ。
うぅ、、切れてるのが分かる。出血してると思う。
手で触ると案の定、薄く滲んでいた。鬱血していた。
時間をかけずに、一気に半分までめり込まれた。
中で停滞している、この異物感。気持ち悪さ。
そっからは、はっきり言って記憶がない。
何回かペニスが抜け、その度に入れ直される。
耳が詰まったまま、頭をバットを殴らたような茫然とした五感。
はっきりとしたのは、尚人の雄叫びのような喘ぎ、イク間際だった。
「オゥオ、、イクぞ、イクぞ」
そこで、意識がハッキリした。
俺「だめ、だめだって。中はホントにやめて」
尚人「ウルセー。中で出してやるよ」
俺「お願いだから。許して」尚人「イク、イク、イクぞあぁ、うっ、あぅ。」
遅かった。手遅れだった。 一瞬、さらに膨らみ、中で液体がビュービューとき放たれたのが分かった。
俺「酷すぎる」
余韻に浸っている尚人のを引き抜き、バスルームに駆け出した。
体内に留まっているザーメンを排水溝に出し、俺はペニスをシコッた。
達した。
そして、同じ所に出した残滓をシャワーで流した。
後に残ったのは、虚しさと惨めさ、犯されたという悔しさだけだった。