一馬くん
コメありがとう☆
かきかきしましたよ!
りょうたくん
春風も見たら感想下さいね
時計を見ると、20時を指している。
家に帰ってから、そんなに時間が経ってない事が分かる。
途中で起きたためか、頭が少しガンガンする。
俺「ちょい寝てたから、散らかってるけど」
いつもも片付いてはいないけど。
愛斗「寝てたんだ、悪いな」俺「気にしないでいいよ。で、いきなりどうしたの?忘れ物とかあった?」
愛斗「別に。伸之の顔が見たくなっただけ」
ドクン。
心臓が大きく脈を打った。みちがあんな事を言うからか、意識してしまう。
恥ずかしくて、顔が見れない。
愛斗「伸之、これから暇?どっか遊び行かない?」
俺「いいけど」
愛斗「よしゃ。じゃあ準備して」
俺「う、うん」
結構、強引な所があるんだな。
俺「どこに行くの?」
愛斗「へへっ。着いてからのお楽しみ」
で、10分くらい歩くと、
俺「ここ?」
愛斗「ああ。来ることあるしょ?」
俺「ううん。中入るの初めて」
愛斗「マジか?初めてって笑まぁ見てればいいよ」
テレビとかでは見た事はあるけど、実際に入った事はなかった。
すごくウルサイ。
そして、チカチカしてる。
愛斗の隣に座った。
愛斗「カードをここに挿すっしょ、すると玉が出てきて」
ふぅーん。これがパチンコね。
愛斗「で、ここに玉が入ると」
画面が動き出して、数字が揃えばいいんだ。
愛斗「二つ揃ったら、リーチになって」
3つ揃えば当たるんだね。 あっ、、
愛斗「外れた笑っ」
ん?なんか女の子出て来たよ?
愛斗「画面が発展するのはスーパーリーチって言って当たる確率が上がるんだ。こい、こい」
あたれ、あたれ。あぁ外れた。
愛斗「伸之もやってみな。ここ押すと玉が出るから」ほんとだ。
愛斗「で、ハンドル握って間に500円挿すんだよ」
俺「なんで?」
愛斗「ズレないから。ここの釘の2つ目に当たるようにして、、」
んーん?あっ穴に入った!回った。リーチになったよお魚さんがいっぱい。
うっ、、外れた。
愛斗「ははっ。大体スーパーリーチで、20%くらいだから。
って、ん?サンゴが泡吹いて、って当たったじゃん」
あっ、当たった。うわー当たったよ?どうするの?
愛斗「おめでとさん。普通に握っていていいよ」
あわわっ、なんかいっぱい出てきた。
愛斗「ああ。貯まったら、ここの穴から落とすか、手で下の箱に移して」
げっ、いっぱい出てきた。ジャラジャラしてる。
でも、なんか楽しい!!
愛斗「ビギナーズラックだな。ああこれで終りで、抽選になって、、ってまた確変かよ?すごいな」
えっ、あ当たってる。
やった!これっていいの?愛斗「すごいよ。やるな伸之」
なんだか分からないけど。すごい様な気がして。
それに、愛斗が喜んでくれるから、俺も嬉しい。
愛斗「伸之すごいじゃん。なんやかんやで6箱だぞ」
俺「それってすごいの?」
愛斗「ああ。これを窓口に出すだろ。すると、景品に変わる」
俺「何?その棒見たいなの」愛斗「ちょいここで待ってて」
、、
愛斗「じゃーん」
そう言うと、後ろに隠していた手を広げ、
愛斗「3万円になりました」俺「うそ!まじで?」
なんもしてないのに、あんな短時間で。
まぁパチンコに勝てばお金が入る事は知ってたけど、なんであの棒がお金になるのかは解らなかった。
愛斗「はい、伸之」
俺「えっ??いっいらないよ。俺なんもしてないし」愛斗「だって伸之当てたんだぞ?もらっとけって」
俺「いやいや。それに愛斗のお金で当たったんだから愛斗使いなよ?」
愛斗「じゃあさ、二人で遊ぶ時の軍資金にしようぜ。また伸之と遊びたいし」
俺「笑まぁご飯くらいご馳走になってもいいかもね。美味しいものでお願いね」愛斗「まかせろ」
と言って屈託のない、少年の様な笑顔で笑った。