思ってたのと全然違った。
今日は金曜だし、2人のイケメンとSEXできるかもーなんて軽く変態的な事を考えていた以上にヒロくんに会えるのが楽しみだった。
ヒロくんはたまにヤンチャっぽくて怖い時もあるけど、基本優しいし男らしくてカッコいい。
今日は僕が怒らせちゃったのか、元々虫の居所が悪かったのかな。
ヒロくんと話すの好きなのに今日は全然話せてない。
《帰ろう》
未だうつ伏せで死体のように横たわっていた僕はのそのそ動くが、足首をズボンで上手い具合に拘束されてるせいで身動きが取りづらい。すると、
「どこ行くん?」
思わず体がビクッと跳ねた。
何も言わないし動かないからてっきり眠ってるものと思っていたが違ったみたいだ。
「あ、あの…」
「まだいろよ」
《やっぱり今日のヒロくん怖い…》
するとヒロくんはのそっと起き上がると足元に移動し僕の靴を脱がせて足首からパンツごとズボンを抜き取り床に投げた。
そして僕の体をベッドの上部まで引っ張り上げて枕に頭を乗っけると、枕と顔の間に腕を滑り込ませて抱きしめられた。
僕はヒロくんをヒロくんは僕の方を向いて、薄いブランケットを掛けられ横になる。
目をつぶってみるけど眠いわけじゃない僕はそっと目を開けて見上げてみると、目を閉じすーすー言ってるヒロくんが。
そして少し目線を下ろすと僕を腕枕してるヒロくんの脇が見える。
そこからストレートの脇毛が覗いていてすごくカッコいい。
僕はすんすん鼻を使ってしまう。
《いい匂い…カッコいい》
のほほんとエッチな事を考えてる場合じゃないのはわかってるが、ヒロくんは僕を責め立ててきたりはしないしもちろん殴ってきたりもしない。
何かに怒ってるんだろうし、なかなかハードなSEXではあったけど酷い事するような人じゃない。
僕はほんの少しだけ頭を持ち上げるとヒロくんに顔を近付けて、より脇のそばに顔を置いた。
まるでヒロくんの脇に包まれてるみたいでより匂いも感じる。
決して臭いわけじゃない男らしい香りだと思う。
そして左手の指先でヒロくんの頬を撫でた。
《綺麗な顔だなぁ》
暗闇にもだいぶ慣れてきて、今はよく見える。
「おまえ…」
「あっ…ご、ごめんなさい…」
「また興奮してくんだろうが」
「すっすみません…」
「お前さーいい加減もう敬語やめろよ」
「えっ!無理です…歳上だし…」
「はぁーー」
《めっちゃため息つかれた…》
「あっあの…ぼ、僕の事怒ってますか…?」
「え?」
「僕、何か……ご、ごめんなさ…」
「ごめんな」
そのあとしばらく無言の時間が流れた。
いたたまれなくなって僕は左手をヒロくんの脇腹の上に置いた。
スベスベで硬いお腹だ。
そして顔をヒロくんの胸につけておでこを擦り付けた。
長男の僕は誰かに甘えた経験があまりなくて、歳上の男の人に惹かれるのもきっと甘えたいからっていうのもあると思う。
「佑」
名前を呼ばれ顔を上げると、アゴを軽く持たれて優しくキスされた。
触れるだけのキスから少しずつ舌を絡め合い、深い深いキスへと移っていく。
するとヒロくんはガバッと起き上がり僕の上に重なりさらに深くキスをした。
僕が足を広げその間にヒロくんが入り込むと、より密着して抱き合った。
それからしばらく唇が取れちゃうんじゃないかってほどキスをして、ヒロくんが囁いた。
「俺もう一回したいんだけど辛いか?」
「大丈夫です」
「ローションあるか?」
「バッグの中に…」
「取ってくる」
ベッドから降りてドアのそばのバッグを取りに行く全裸のヒロくんはスラッとしててホントにカッコいい。
「ごめんな、次までに俺も用意しとく」
《次…次か…》
「ヒロくん…」
「ん?」
僕は両手を広げた。
するとさっきと同じ体制になりまた深くキスをする。
僕は両足を限界まで広げ自ら正常位の格好になるべくお尻を上げると、密着した下半身にはガチガチの巨根が当たっている。
《気持ちいい…》
《優しいいつものヒロくんに戻ってる》
僕は手を伸ばしヒロくんの巨根を握ると、先っぽを穴に当てた。
舐めてないから入らないだろうし、今入れたらさっき以上に痛いのはわかってる。
別にこのまま入れようというつもりはないが、無意識でそうしてしまった。
すると、カチッと聞こえヒロくんはローションを手に取り出すと僕のお尻に塗りつけた。
少しヒリついてビクッとなる。
ヒロくんの長い人差し指が入ってきて中を擦る。
「すぐに入れられると思います…」
「うん」
人差し指をしばらく抜き差しすると、自分の巨根にもローションを塗りつけ先を当てがわれる。
そして腰に力が入るのを感じた瞬間先っぽがぐぽっと埋まった。
ローション塗ってるからさっきと全然違う。
もちろん少し痛みはあるけど、肛門にぶっといチンコを差し込もうっていうんだから痛いのは当然だ。
僕個人的には亀頭をクリアすればあとはわりと平気だ。
ローションを十分に塗ったヒロくんの巨根はずぶずぶ奥まで入り込んでくる。
「んっ、んはぁ…」
「あー気持ちい…」
気持ちいいって言われると嬉しくなる。
そしてヒロくんの腰を振るスピードはどんどん上がってくる。
バツンバツン当たって鳥肌が立つ。
「はぁはぁはぁ…ヒロくん…」
「はぁはぁ、佑、向き変えていい?」
「?、はい」
するとぬるっと巨根を引き抜かれ体をくるりと回転させられると、四つん這いの格好になる。
また巨根を根元までぶち込まれると、すぐにガツガツ掘り込まれる。
この体制は正常位の時とは別の痛みがある。
けど、よりSEXしてる感を感じて1番興奮する。
僕は腰を逸らせて、気持ち程度喘ぎ声を出した。
「あぁっ…あんっ…あんっ…」
パンパンパンパンッ。
ヒロくんは動物のように腰を振りまくりはぁはぁ言っている。
でもやっぱりこの体制は少し痛い。
「ヒロくっ…もっ少しっ…優しくっ…んっ…」
声は届いていないのか、腰の動きは全然緩まず激しく突かれた。
多分10分くらいその状態で突かれまくり、絶頂が来た。
「あぁーイキそう……あぁーイクっ…イクっ!!」
そしてバツンと奥まで貫かれると、僕は腰を逸らせて体を震わせた。
相手がイクこの瞬間何よりも興奮する。
ヒロくんはそのまま倒れ込んできて大きく息をしながらゆっくりと腰を動かしていた。
僕はそんな動きを感じながら自分のアソコをおとなしめにシゴく。
するとそれに気付いたヒロくんは僕の手をどかせると激しく扱き始めた。
「あーダメです…ダメダメ…」
それでもヒロくんは腰を動かしながら僕のチンコを扱きあげる。
《ヤバい、このままじゃイッちゃう…》
《ベッドが…》
「ダメです!イッちゃいます!やめてください!」
すると僕のお尻から巨根を抜き取り僕の体をくるりと反転させると、チンコの先っぽを咥え込み激しくチンコを扱く。
「あぁーダメですよ…ヤバいヤバい…」
ヒロくんは舌で先っぽを舐め回しながら頭を激しく上下させる。
「あぁー…ヤバいです……イク…イキます…」
「んっ…んっ、んっ、んっ…」
僕は何度もチンコを弾かせてヒロくんの口の中に精液を大量に放った。
「んくっ!」
少し苦しそうに喉を鳴らすとしばらくしてゴクッと飲み込んだ。
「はぁはぁ……」
「なんか何度もやってるうちにお前の精液おいしく感じるようになってきたわ」
このセリフで僕はもう一回イキそうだった。