そして今度は仰向けになってもらうと、案の定、ケンさんのチンコはフル勃起だった。僕は彼の胸にオイルを垂らし、マッサージを続ける。今度は乳首をそれとなく刺激してみた。「あっ…」ケンさんが反応し、そのたびにチンコもピクッと動く。こんなケンさんがめちゃくちゃ可愛い。ノンケのこういう反応は、やっぱり可愛いな。お腹のマッサージに移ると、勃起した彼のチンコが僕の手に当たる。ケンさんの亀頭の先は濡れ、雫が腹に滴り落ちていた。エロすぎる
マッサージ中は、リラックスしてもらうため、できるだけ会話はしなかった。全ての施術を終え、僕はケンさんの耳元へ優しくささやいた。「終わりました」その時、ケンさんは仰向けに横たわり、僕は彼の上に跨る体勢だった。「ありがとう、めちゃ気持ちよかった」ケンさんの言葉に、僕は小さく笑いかけた。「ケンさん、チンチンずっと勃ってますよ?^^;」彼は少し照れたように「うん、ヤバいよね」と答えた。
すると、ケンさんがなぜか腕を伸ばしてきた。僕が「え?」という顔をしていると、彼はそのまま僕の身体に腕を回してきたのだ。そして、僕を強く抱き寄せる。僕は彼の胸の上に覆い被さる形になった。
僕は、状況を全く掴めずにいた。自分のセクシュアリティをケンさんにカミングアウトしたことはない。それに、彼は彼女持ちのノンケのはずだ。これは一体、どういうことなんだろう?確かに僕はケンさんのことが好きだ。「こんな人が彼氏だったら」と妄想したことだってある。だけど、こんな展開を期待していたわけではない。いや、期待したところで無理だと思っていたから。僕はただ呆然としながら、マグロ状態で彼の腕の中にいた。
だが、ケンさんは何もすることなく、無言でただひたすら僕をぎゅっと抱きしめていた。僕もなんとなく腕を回し、彼を抱き返してみる。すると彼は僕の耳元で優しく「ありがと」と言うと、僕の頬に軽くキスをした。僕は彼の頬に顔をくっつけてみた。彼は僕をもっと強く抱きしめてきた。
心地よい時間が流れる。僕はこれまで2人の男性と付き合ったことがあるけれど、こんなドキドキは初めてだった。僕自身も、自分の下半身が熱くなっているのを感じていた。
と、その時、玄関がガチャッと開く音がした。まさか、彼女が帰ってきたのか!?しかし、ケンさんは慌てる様子もなく、そのまま僕を抱いていた。
「大丈夫?」ケンさんは僕の耳元でそう囁いた。「さっき彼女にはメールで、マッサージの人が家に来ること言っておいたから。」