ある程度飲みながら話してると大地は酒がまわったのかしんどそうだった。
練習後だったし疲れもあった、俺もちょっと眠かった。
俺は
「おい、大丈夫かよ」
と声をかけると。
「わりい、大丈夫…、そろそろ行くか」
と、あまり大丈夫じゃなさそうな返事が帰ってきたので帰ることにした。
うちに着くと大地はかなりしんどそうで玄関でトレシュを脱ぎカバンを投げ捨てると
「お前の部屋どこ?」
と言ってきたので俺は部屋に案内した。
部屋につくと大地は
「わりい、俺今日ヤベー、、、」といい、ベッドにどさっと倒れ込んだ。
俺はさすがに心配で水をとってくることにした。
戻ってくると大地はベッドの上で寝ていた。
「おい大地、大丈夫かよ?」
と、声をかけてもゆすっても起きない。
ただ、寝息はしていたので安心した。
安心した途端、俺はこのときだんだん鼓動が激しくなってるのを感じた。
大地が寝ている、、、
俺は大地が本当に起きないのか確認の意味をこめ、まず大地を仰向けにしてみることにした。
大地は身長は176cmぐらいで肩幅があるがガッチリではない。しかし腹筋は割れていたしおそらくすじ筋というやつだっただろう。
俺は持ち上げようとしたがやはり小学生からガチでサッカーをやってるだけあり重い、やはりそう簡単には持ち上がらない。
何度か力をいれていると大地自身が動き出した。
ヤベ、起こしてしまった…!
俺は一瞬、かなり動揺したが大地はそのまま自分から仰向けになった。
「うー…ん…」
声ともわからないような音をだす大地。
「おい、大地」
呼んでも返事がない。
どうやら起きてはいないようだ。
俺はふっと一息ついた。
一息をついて目の前で横たわる大地をみてるとまた鼓動がはやくなってきた。
大地のにおいを嗅ぎてぇ…
そう思い、部屋の電気を消し、玄関に行き大地がさっきまで履いていたの脱ぎたてのトレーニングシューズを見た。
大地は普段もよくこのトレシュを履いており、練習でもたまに使うので全体的にかなりボロボロだった。
それて俺は普通ならそむけるだろうみるからにくさそうなトレシュだがそれをあのさわやかな大地がさっきまで履いていたかと思うともう俺は勃起していた。