自己紹介文を見ると
覗いてくれてありがと〜
〇〇県内で大学やってます□◇◎(職業)になるために頑張ってます
□◇◎を目指してたり
□◇◎の人は気軽にメッセ下さい
それは紛れもなく一樹だった…
身長も体重もよく似てるし〇〇県でその学科があるのは一校しかなかったし
俺は急いで戻るボタンを押した
一樹がゲイだったんだ
今まで2年も付き合って気づかなかったなぁ
明日どんな顔して一樹に会おうか…
そんな事考えてると
メールの着信音がなった
「春樹〜今から〇〇まで来れる?」
一樹からそうメールが来た「大丈夫だけどどうかした?」
「いや〜話したいことがあって…」
「じゃあ5分もあればいけるからすぐ行くよ」
俺は待ち合わせ場所まで歩きながらメンミクの事なんだろうなぁ〜なんて思ってた
一樹「よっごめんなぁ急に呼び出したりして」
春樹「大丈夫だよってか話って?」
一樹「あのさぁ〜違ってたらごめんだけど〜」
すごく言いにくそうにする仕草から言いたい事がわかった俺は
春樹「一樹もだったんだね」と言った
一樹「足跡見てびっくりしたよまさか春樹も俺と一緒だったとはね」
春樹「びっくりしたのは俺も同じだよまさかねぇ」
一樹「日記みたぞぉ〜失恋したんだってな」
そう言われて急に目が暑くなる
知らないうちに涙が出てしまい
春樹「そうなんよ〜急に好きな人が出来たって言われちゃってね」
ボロボロと出る涙…
急に身動きが出来なくなる
一樹「あんさぁ〜春樹の寂しい気持ちの中に俺が入ってやる事って出来るのかなぁ?俺さぁ入学式の時から春樹が気になってそれで声をかけたんだ」
春樹「……」
一樹「それでさ一緒につるんでるうちにその〜好きになったってか春樹がこっちの人間ならなぁ〜って思ってた」
春樹「寂しい気持ちの中に入るって?」
一樹「俺とその〜付き合って」
春樹「……」
一樹「今すぐに答えを出さなくてもいいからさゆっくり考えてよ」
春樹「分かった」