それから俺とりゅうの間に少し溝ができた
さらに受験生やし部活も忙しくなりバイトを辞めてしまった
俺は自分から連絡する事ができなかった
「りゅうに嫌われたんだ」そう思うと連絡するのが怖かった
気づけば7月の終わり
りゅうが辞めて2ヶ月が経とうとしていた
そんな時りゅうから連絡が来た
「久々に会いたいんすけど...」
俺はすごく嬉しいかった
そしてその日の夕方会うことに
待ち合わせ場所には
2ヶ月前と変わらないりゅうの姿があった
「よっ元気やった」
久しぶりに話すので少し緊張した
「はい。今日はこれ渡そうと思って」
りゅうは紙袋を俺に差し出した
「何これー」
と言いながら紙袋を開ける
すると中からブレスレットが出てきた
「来週誕生日でしょ。俺の誕生日お祝いしてもらったからお返しっす」
いつものあの笑顔が久しぶりに俺の前に
俺はすごく嬉しかった
それから少し話て帰る事に
俺はりゅうと彼女の関係が気になってた
「Hしたん?」
何気なく聞いてみた
「秘密っす」
りゅうは笑いながら答えた
秘密って事はやったんだ...
俺は自分から質問しておいて虚しくなった
そりゃ高校3年だししゃーない
そう思ったが悲しかった
そしてりゅうの家の前に着いた
「またな」
俺は明るく振る舞う
「はいっ」りゅうは笑顔で答えた
その笑顔
俺はりゅうの笑顔が欲しい
そしてりゅうが欲しい
気がつけば俺はりゅうに抱きついていた
りゅうは少し困った顔をしていた
しかし俺は少し強引にりゅうにキスをした
続きます