裕也と約束していた(卒業)旅行の日が来た。
高校生にしては、新幹線に乗ってかなりの遠出だった。裕也は終始はしゃいでいた。俺も好きな裕也と一緒にいられることが嬉しかった。
色んなところを見て旅館に戻り、夜裕也と風呂に行くことになった。
裕也と風呂に入るのは修学旅行以来だった。すでに部活を引退していたが、裕也の体は無駄な脂肪が一つも無く、綺麗な筋肉のつきかた、毛は薄かった。
裕也「けんた〜 毎日筋トレしてんの?前より筋肉ついたんじゃね?」
俺「してるよ〜何もしてなかったら大学入ったらついてけねーし。」
裕也はやたらとボディタッチしてきたり、全く隠す気がないので俺は平常心を保つのが大変だった。裕也のちんぽはちょっと被り気味で大きさは普通くらい、俺のほうがでかい。
裕也「けんたちんぽでかくね?」
俺「見てんじゃねーよ〜 まぁ俺のがでかいな笑」
裕也「たったら負けねーよ笑」
そんな感じで二人でくだらない話ばっかしてた。
露天風呂に二人で浸かっていると二人して沈黙した。俺は何となく進路のことが気になった。
俺「裕也〜 お前進路どうなってんだよ? 全然話してくれないじゃん?」
裕也「今は言えないな… てか、絶対けんたびっくりするよ。」
俺「びっくりするって何だよ。東大でもうけるのか?笑」
裕也「そういう意味でのびっくりでは無いけど、とにかく驚くよ笑」
俺「そっか…」
それ以上進路の話はしなかった。
部屋にもどって二人でまったりしてた。