キスをしながらしょうじも服を脱ぐ。
筋肉が良くついた体があらわになる。
腹筋は割れている。
おれはなんだか恥ずかしくなって、しょうじの胸に両手を当ててキスから逃れようとする。
胸筋を触るとしょうじの体温を感じた。
小指が、少し生えているしょうじの脇毛に触れる。
脇からは汗と制汗剤の混ざった匂いが立ちのぼってきて、その刺激がおれのチンコをますます固くさせた。
しょうじの汗の匂い。体全体からしょうじのにおいがする。
「ん・・んっ・・んむっ離し・・て。」
「なんで?」
「やっぱ恥ずかしいからっ・・」
「ごめん、無理だわ。止まらねぇ。」
そう言うとしょうじはおれのベルトをはずしにかかる。
最初はしょうじが少し怖かったけど、おれも男になっていた。
恥ずかしいと思いながらも、早くしょうじにチンコを触ってもらいたくて、狂いそうだった。
ごつい手がおれのチンコを握ってしごきはじめる。
「はぁっ・・」
「気持ち良い?」
「あぁっ、気持ち、良いっ。でもおれもしょうじの触りたい。」
「わかった。」
そう言うと、しょうじはベルトを外してボクサーブリーフ一枚になった。
おれはズボンとトランクスが膝まで下がっている状態。
お互い何か言ったわけではないが、気付いたら69状態になっていた。おれが上だった。
初めてしゃぶるのに興奮した。
しょうじのちんこをしゃぶっていることに興奮したし、その間もおれのちんこはしょうじの口で刺激されている。
「んぐっ・・・んっんっ・・・」
「んはぁ・・・やっべ・・めっちゃ気持ち良い。」
しょうじのちんこはおれのよりでかかった。
少し小便と汗のにおいがつんとしたけど、それが逆にしょうじらしくて、愛おしく、またエロかった。
お互いただ快楽を求めてしゃぶり合っていた。まだケツを使うことを知らなかったから。
「しょうじ・・・おれやばい。イキそう・・・」
「おれも・・・やべっ。イク!いくから離れろっ!」
そういうとしょうじはおれを突き飛ばし、大量に出した。
びくっびくっと痙攣し、顔をゆがませながら。
突き飛ばしたものの、あまり意味はなく、おれの髪の毛にも少しかかっていた。
「はぁっ・・・はぁ・・」
「しょうじめっちゃ出たね・・。」
「おう(笑)めっちゃ気持ち良かった。今度はけんの番。」
そういうとおれを後ろから包み込むように抱いて、おれのチンコを握る。
しょうじの胸がおれの背中に密着する。
汗ばんでいた。広い胸板と腕がおれをすっぽり包む。
「あぁっ、あ、んっ・・・」
「やべぇ、けんめっちゃ可愛い。メガネ取って。」
しごいてない方の手でしょうじがメガネを取る。
「けんの顔が見たい。」
そう言っておれを対面する形に座らせる。
抱き寄せられたかと思うと、しょうじがおれの乳首をなめる。
「んはぁッ。や、やばい。しょうじ・・・や・・・」
初めて乳首とちんこの同時責めを他人にやられたおれは足がガクガクしていた。
おれは手で床をついて自分を支えるので精一杯だった。
「あぁっ。やば、おれもイクッ」
「いって良いよ。」
しょうじがおれを、やや覆いかぶさるようにしてじっと見つめながら、おれをイカせようとする。
顔が近い。しょうじの吐息がかかる。
真剣な瞳で見つめられるのが恥ずかしくて、少し興奮した。
そしてその時、目の前にいる友達が最初に会った頃のしょうじではなく、既に大人の骨格になり始めているしょうじであることに気付いた。
しょうじに見詰められたまま、おれは果てた。