次の日。
俺は表向きは学級委員、本当のところは直樹の彼氏とだからだが、授業中に配られたプリントを持って直樹の病室に向かった。
俺「おっす!」
直樹「おうっ!」
挨拶代わりのキスをして…。
その日あった出来事や授業の内容などを喋りながら、直樹とイケメンの看護士を待つ。
直樹「そろそろ検温の時間だなぁ(笑)」
暫くするとカーテンがサッと開きイケメン看護士が登場した。
看護士「森田くん、検温の時間です。……はい」と体温計を直樹に渡した。
俺「今日もイケメン度ばっちりっすね(笑)」
直樹「うん。うん(笑)」
看護士「大人をからかうんじゃない。坊主どもっ(笑)」
笑顔もイケてる。さぞかしモテるんだろうなぁ…この看護士さん。女かひょっとしたら男とヤりまくりか?!
検温の間、直樹がからかう。
直樹「今日これから見せてくれるんでしょ!…大人は約束破らないからね(笑)」
看護士「何のこと?」…。とぼけてる。
直樹「これっ」
と言って脇にはめていた体温計を出して看護士の股間をツンツンした。
看護士「汚いものみたいに突っつくな(笑)!はい、はかり直し!」…と直樹の頭を軽く小突く。
直樹「はいはいっ(笑)」
看護士「君は毎日見舞いに来てるの?」
俺「はい。友達なんで(笑)」
看護士「そっかぁ〜。そういう友達はお互いに大切にしないとね!」
俺「はい」
検温が終わり直樹の熱もなくひとまず安心。
直樹「ではそろそろ〜」
看護士「勤務中だからダメだよ」
俺「じゃあ勤務時間以外だったらオッケーってことだよね(笑)」
直樹「そういうこと(笑)」
看護士「そんなに見たいのか?……今日は日勤でもうすぐ上がれるから終わったら来るよ」
俺たちが物欲しげに看護士を見つめていたので堪忍したようだ。
そして30分経った頃、イケメン看護士が再び現れた。白衣ではなく私服。しかもかなりオシャレな感じ。直樹と俺は見とれてしまった…。
看護士「…ん?!どうした?……二人ともポカーンとして(笑)」