続きです〓
店から帰り道を歩き始めて少ししたら、後ろから「ねぇ!」と声が聞こえました。
後ろを見るとさっきの背高い人がいました。
「俺のことちらちら見てたよね?知り合いとかじゃないよね?」
わたしはびっくりしてしまい、うつむいて「すいません…」と謝りました。
「え、いや、べつに怒ってるわけじゃなくてさ…なんかすげえ見られてたから…」
彼はとっさに優しそうなフォローをしてきてくれました。
「すいません、あまりにも背が高くて目立つ人だったんで、つい…」
わたしは答えましたが、彼はなんかニヤニヤしています。
「背が高い?その割りにはこのあたり見てたよなぁ?」
彼は自分の股間のあたりを指さしながら、聞いてきました。わたしは一気に顔が真っ赤になってしまいました。
「なんか君みたいなコでも興味とかあんの?」
わたしは恥ずかしすぎて何も言えません。彼は質問を変え、
「このあと時間ある人?」
と聞いてきました。わたしはつい正直に「ハイ…。」と答えました。
彼は「じゃあここじゃなんだしウチに来なよ。すぐそこだからさ。俺も聞いてみたいことあるし。」と言ってわたしの手をつかみ、家まで案内されました。