同級生も弟と同じように、他の男の子のおちんちんを触っている。おちんちんを握り合っている小学4年生くらいの子たちもいる。小学2年生くらいの子の番になると、その子はハァハァ言いながら弟に小さいながらも勃起した包茎を揉まれていた。
ところが、弟は服を着たままだった。これはどう考えてもおかしい。自分は「慧悟はもっこりは出さないの?」と聞くと、「兄ちゃん、俺のもっこり見たいの?」とあっけらかんと言ってくる。どうも自分だけ恥ずかしいから隠していたという様子でもない。
弟はさっさとグリーンの衣装の下を脱ぎ、トランクスを脱ぐと、堂々とおちんちんを見せつけた。
弟のおちんちんは、誰よりも反り上がって勃起していた。弟は、同級生のおちんちんを触って、性的に興奮していたのだろう。小学5年生にもなると「エロいこと」という意味も何となく分かるだろうし、単純に遊びでやっていたとは到底思えない。
それを見た、弟の同級生の井上くんは、勃起した慧悟のおちんちんをギュッと握り、「どう?」と聞いているのだ。慧悟のおちんちんは、先までしっかりと皮でおおわれていたが、皮に微妙に亀頭の段が浮き出ていた。慧悟のおちんちんがそこまで成長していたとは思わなかった。弟の勃起したおちんちんなんて滅多にみることはできない。その慧悟は、井上くんの手を握って「こうやって。」とおちんちんの触り方を指示している。
井上くんは、亀頭の段を、皮をずらすようにもみほぐすような手の動きをすると、慧悟は「もっともっと。」と言う。
慧悟は「俺も触ってあげるからさー。」といい、井上くんのおちんちんを握ったのを見た。自分はびっくりした。中学2年生の自分のチンチンよりも、小学5年生の井上くんのおちんちんの方が立派だった。
お腹につく位にそそり立った井上くんのおちんちんは、皮がムけていて真っ赤な中身が丸見えだった。井上くんのおちんちんは細いけれども、長さは13センチ程度あったように思う。裏スジが見えていて、その部分に白いチンカスが溜まりがちで、少し近づいただけで、いやらしい匂いがした。
弟はそういう自分の心理を読んだのかもしれない。「兄ちゃんもやる?」と聞いてきた。
本心としては、弟も含めてここにあるおちんちん全てを触りたかった。相手は小学生だが、当時の自分にとっては生のおちんちん程エロいものはなかった。
しかし、それをやるためには自分もチンチンを出さなければならない。自分は中学2年生で、弟たちのようなツルンツルンのおちんちんではない。既に陰毛が生えてしまっていた。それを出すと「何それ…」ということになるに違いない。それに、自分が一度チンチンを出してしまうと射精するのを我慢できなくなるかもしれない。弟や小学生の前で精液を出すのを見せてしまうと、「おしっこ漏らした」とか変にいいふらされるかもしれない。そう思うと、弟の開く「まりもっこりごっこ」に参加したい気持ちは強かったのに、それを断って見るだけにすることにしたのである。
今から考えると後悔しているし、その後悔が自分のゲイに向かう原因となった事実なのかもしれない。もっとも、これが弟のおちんちんに興味を示す原因となったことは間違いない。
中学2年生の自分は、弟の「まりもっこりごっこ」の風景を見て、完全勃起していた。井上くんは、立派なおちんちんを持っているだけのことあって、年下ながらも見た感じは自分の同級生にいそうな感じで、背も高くどこかカッコよく見えた。
自分の同級生も、あんなおちんちんなんだろうか。今すぐ自分も井上くんのおちんちんを触ってみたい。自分も井上くんにおちんちんを触ってもらいたい。そして、射精したい、そう思った。
うらやましいことに、弟は井上くんのおちんちんを思う存分に揉んでいる。硬いおちんちんなのに、グニュグニュと亀頭の敏感な部分を揉みほぐし、裏スジの皮を動かす。気になったのは、弟の手に井上くんの先走りの汁が付いてネチュネチュ音がなっていたことだ。
もはや小学生の「まりもっこりごっこ」ではない。中学生から言わせてみれば、「井上くんのオナニーを慧悟が手伝っている」だけの話だ。慧悟が手を動かすたびにピチュピチュ音が鳴り、透明のネバネバの糸が引く。
ところが、次の瞬間、自分にとって驚く展開があった。
井上くんは突然弟の手をどけると、「出るっ出るっ」と言って、勃起したおちんちんを立ちションをするように無理やり下向きにしたのである。
自分は、「まさか」と思った。
小学5年生の井上くんは、紙コップにチュッチュッと音を立てながら、慣れた手つき精子を出した。小学生のくせに精子を出している。
僕は驚くと共に興奮した。自分は、井上くんの精子が入った紙コップを自分の部屋に持ち帰って、舌を突っ込んでなめながらオナニーしたりした。
これが女を部屋に連れ込んでいやらしい行為に励む高校1年生の弟を見て、記憶をよみがえらせた弟自身が小学生の頃の思い出の一つである。