更新遅くなって申し訳ありません。続きです。
隼人の白いベルトに手をかけた。二人とも無言で部屋にはベルトを外す金具の音だけがやけに大きく響いていた。隼人は特に抵抗することもなく手をベッドについて俺の動作を見届けていた。その「見られてる」という感覚が更に俺の緊張をあおった。
ベルトが外れてズボンのフックを外すとチャックは簡単に外れた。すると青いボクサーパンツがあらわになった。上に向かって完全に勃起をしていてテントを張っていた。俺に見られているからか、隼人のチンコは窮屈なパンツの中でヒクッ、ヒクッとひくついていた。スズ口にあたる部分は先走りが大量に出ていて大きなシミをつくっていた。今隼人はどんな表情をしているのか見てみたい気はあったのだが、俺にそんな勇気はなく、また隼人に俺の顔を見られたくなかったから隼人のチンコを覗き込むように、隼人のチンコと顔の間に入ってやった。
俺はますます緊張してくる。女の子との経験もなかったから隼人に先ほどやってもらったことが今の俺のすべてになっていた。とにかく隼人のチンコはパンツの中で窮屈そうだったから出してやることにした。腰に手を回してパンツを下ろすしぐさをすると、隼人は腰を少しだけだが浮かしてくれて、ズボンと一緒にパンツを膝辺りまで一気に脱がした。
とうとう隼人のチンコが目の前に現れた。見た印象は、とにかく俺より大きいということだった。太さも一回りくらい大きくて長さも3、4センチほど長い。だいぶ我慢していたようで隼人のチンコはすでに先走りでヌルヌルだった。俺の左手は思わず伸びて隼人のチンコを握った。初めて他人のチンコを握った。すごく熱くてすごく硬かった。自分のをシコる要領で強く握って上下に動かしてやると、新しい先走りが漏れて、先っぽにタマをつくってすぐに流れた。
『エ、エロすぎる・・・・・・』
俺は隼人の熱いチンコを上下に動かしてそう思った。なんだが自分の体温も上がって頬がかっかと火照っているのがわかるくらいだった。気がつくとさっきイッたばかりなのに俺のチンコも反応していて、Tシャツの中で完全に勃起していた。
隼人が感じているのか表情を確認できないまましばらくチンコを上下に動かしてしごいてやる。しごくたびに隼人のチンコはドクドクと脈打ってそれと同時に先走りがもの凄い勢いで出てくる。俺が十日くらい我慢して溜めてもこのくらいの量が出るか怪しかった。
あまりにもすべりがよくてサオを攻めるのをやめて亀頭だけをしごいてやる。亀頭の根元で力を入れて握ってやると、すべりがよくてヌルっと勢いで手が上に上がった。
「うあっ・・・・・・」
俺はどきっとした。隼人が小さな声を出したのだ。その色っぽさといったら半端じゃなかった。その声に反応してしまって、先走りが漏れたことが見なくてもわかった。
俺は意地悪にももっと聞きたくなってその亀頭だけをしごくの続けた。すると隼人の息づかいが荒々しくなってくるのがわかった。体が上下に動いて体で息をしているのがわかる。隼人も喘ぎ声はやっぱり恥ずかしいのか、口を閉じて必死に堪えている声が漏れ聞こえた。
するとまた先走りが小さなタマをつくった。俺はそれを見て隼人のチンコをしこる手を止めた。
『隼人はこんなチンコを舐めたんだよな・・・・・・』
と、おもむろに思ったからだ。いきり立って先走りでヌルヌルになって、部屋の電気に照らされて赤黒く光る俺のチンコを。舐めることに戸惑ったわけではなかった。ただ無心でそう思っただけだった。
すると刺激が収まったことに気づいた隼人は初めて声を出した。
「・・・・・・翼、そんなに、無理しなくて、いいんだよ?」
俺はその言葉に逆にカチンと来た。『なにそれ?俺は舐める勇気もないとか勘違いしてる?』と思って、本人は気を使って言ったつもりなんだろうけど、なんだが根性なしと馬鹿にされてる感じがした。
「っうるせ!それより上脱げよ!汚れたら明日困んだろが!下も自分で脱げよ!」
俺がカチンとした勢いでそういうと、隼人は素直に応じたようで、シャツがすれる音がして脱ぎ始めた。そして膝まで下ろしたズボンも器用に足を動かしてパンツと一緒に全部脱いでしまった。隼人もカッターシャツの下に着ていたTシャツ一枚となった。薄いベージュ色のTシャツだった。俺はそれを確認すると、いよいよ隼人のチンコに更に近づいて、まずは舌先で先っぽにたまった先走りをすくい取った。
なんだか汗にも似たしょっぱい味がした。でも嫌な感じはしなかった。俺は覚悟を決めると、隼人のチンコを一気に口にふくんだ。隼人のチンコは大きくて大口を開けなければ咥えることができなかった。口にふくんだはいいものの、どうしていいかわからず、ひとまず頭を上下に動かして手でしごく動作を真似た。先走りでベトベトになった手で咥えきれないサオの根元をしごいてみたり、キンタマをぎゅっと握ってみたり、とにかく隼人が感じそうな動作を探した。
口が開きすぎて、唾液だか先走りだかわからないが、液体が隙間からもれ出てくる。それがクチュクチュと音を立てていやらしい音が部屋中に響いた。
しばらく頭を上下に動かしていると、隼人が荒い息の中、言った。
「・・・・・・翼・・・・・・オレ、イキそう、かも」
俺は一度チンコを出すと、その時初めて振り返って隼人の顔を見た。隼人は感じて目を瞑っていたようだったが、視線に気づいたらしく目を開くと、切羽詰った、一見泣きそうな表情の中に、恥ずかしいそうな苦笑いを浮かべた。
「もう?」俺は咥えてから間もなかったからそう言った。
すると隼人は、さらに苦笑した表情でこっ恥ずかしいことを言ってのける。
「だって、翼にされてると思うだけでイキそうになるんだもん」
俺の顔が一気に熱くなったのを感じた。俺はすぐに隼人から視線を逸らしてまたチンコを口に咥えてラストスパートをかけた。口を力いっぱい閉じて窮屈にして頭を上下に動かしてやる。左手で余ったサオやタマを刺激してやった。すると1、2分もすると隼人の呼吸が一層激しくなって、切羽詰った声をあげる。
「翼・・・・・・オレ、イキそう・・・・・・」
俺は更に続ける。
「翼、イッていい?」
俺は咥えたまま、うんうんと頷いてフェラを続行する。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・あっ、翼、イキそうだよ・・・・・・」
隼人の絶頂が近いようだった。
「んっ、うぁ、あ、ダメ、だ・・・・・・翼、イキそう」
タマを握っていた手をサオの根元に移して上下にしごいてやる。
「イキそう・・・・・・イキそう!翼、イキそう!イクよ!?あっ・・・・・・ッイク!!」
隼人が絶頂を迎えるコンマ1秒のところで口からチンコを出した。その瞬間俺の目の前で隼人が射精した。まっすぐに勃ったチンコから、まっすぐに精液が勢いよく射精される。3回、4回、5回と射精を繰り返してようやく、チンコをつたって漏れる射精に落ち着いた。その飛距離も量も凄かった。そして最初に勢いよく飛んだ精液が俺の頬に落ちてきた。すごく熱くてそれだけでも驚いた。
イッた後、隼人の息は最高潮で、しばらく余韻に浸っていたが、俺の精液まみれの状況を見ると慌てた様子でティッシュを手に取った。
「ごめん、ごめんな!」
「いいよ。これであいこだろ」
隼人が頬についた精液を拭いてくれる。そして髪の毛にもかかったらしく、丁寧にティッシュで拭いてくれた。
「うわっ!どうしよう、付いた量が多すぎてカピカピになっちゃうんだけど」
俺はそれを聞いて苦笑いした。体勢を立て直して言った。
「いいよ。今から風呂入るから・・・・・・先に入る?」
「そんな、俺は翼の後でいいよ」
「そっか。じゃあ、ちょっと待ってて」
そう言って先ほど脱いだパンツを履いて部屋を出た。
家族に見つからないように渡り廊下を横切って洗面所に行った。そしてシャツとパンツを脱いで洗濯カゴに突っ込むと風呂場へ入った。
シャワーを出して頭から水をかぶった。一人になると先ほどの光景が思い出された。隼人にされたこと、そしてした事、した時の隼人の感じる声や少しだけ見た感じている時の表情。それが頭の中に過ぎるだけで俺のチンコは反応して完全に勃起してしまった。落ち着かせようと試みるけどあまりにも鮮明に焼きついていて、一度抜かないと収まりそうになかった。石鹸を握って潤滑油代わりにすると自分のチンコを握ってしごいた。脳裏には隼人だけが映ってシコるには充分だった。ものの5分もしないうちにイッてしまって、あまり長く隼人を待たせるわけにもいかないので、頭と体を洗って早々に出た。
20分ほどして自分の部屋に戻った。最初隼人と視線が合ったとき、隼人をオカズに一回抜いてしまったからちょっととまどってしまった。
「今上がったよ。じゃあ隼人も入ってこいよ」
「うん。ごめんな、風呂まで借りて」
「いいって、そんなこと」
俺は腰にバスタオルを巻いた状態のまま、Tシャツとパンツ姿の隼人を風呂場へ連れて行った。
「シャツとパンツはこん中入れておいて。洗濯して次会った時に返すから」
「え、そこまでしてくれなくてもいいよ!そんなの悪いし」
「いいって!洗濯すんの俺じゃないし」
「でも・・・・・・」
「うっせえヤツだなぁ、いいって言ったらいいんだよ!それと着る服は入ってる間にここに出しておくから。まあゆっくり入れよな」
「翼、いろいろありがとね」
「なんだよ、いきなり改まってさ。いって。じゃ、ゆっくり」
そう言って洗面所の扉を閉めた。
部屋に戻った俺はクロゼットの中から自分の着るパンツと寝巻き用の短パン、Tシャツを取り出してそれを着た。次に隼人が着る用のボクサーパンツとスウェットの下、緑のTシャツを取り出すと洗面所の洗濯機の上に置いておいた。
2、30分後、隼人はそれを着て部屋に戻ってきた。
「風呂、ありがとう」
「いや、いいよ。それよりさ、明日時間割とか大丈夫?」
「えーっと・・・・・・明日現代国語があるんだけど、翼明日ある?」
「いや、明日無いから教科書貸してやるよ」
と言った感じで明日の学校の準備を整えたりいろいろ普段と変わらない友人としての会話を楽しんだ。そうこうしているうちに時間は11時半を過ぎ寝ることになった。
「家、客用の布団がないんだ、だからベッド二人で使うことになるけど、大丈夫?」
俺がそういうと、隼人は屈託ない笑顔で「うん」と言ってくれた。
隼人が奥で俺が手前に寝る。電気を消して、しばらく他愛もない話をしていたけど、どちらが先ともなく「おやすみ」と言い合うと、二人とも寝ることに集中し始めた。そのあと数分記憶があったけど、いつのまにかそれもなくなって俺は眠りに落ちていた。