中2の夏休み前、その性調査のアンケート回答を郵送すると、後日「〇〇医科大学病院による臨床調査の協力のお願い」という書面が送られて来た。臨床調査の意味が俺にはよく分からなかったが、親が言うには、普通の身体測定だと。夏休み中だったので、それに参加することになった。
当日自分で地下鉄に乗り、指定された建物を目指す。そこは病院の研究所と表示されていた。到着した時、集合時間が過ぎていたので焦っていると、スタッフの学生が2階にある部屋まで案内してくれた。受付で番号のタグをもらう。中に入ると200人以上の男子中学生が待機していた。
まず説明があって、検査の趣旨と流れを聞いた。この調査はアメリカの大学との共同研究の一環で、日本とアメリカの少年の成長の相違や、文化が性行動に与える影響を研究するプロジェクトだということだった。それで全国で総勢900人の中学生が各地の研究機関で精密なリサーチを受けるのだという。検査の終わりに謝礼金として5,000円貰えると言う。
中学生の俺たちからしたら5,000円は大金。それを聞いて皆んな目を輝かせていた。説明が終わると、俺達は順番に番号で呼ばれ、10人1グループで小部屋に入って行く。
30分ほどして、俺の番号が呼ばれた。俺たちのグループは7人だった。他の6人と共に、別棟に連れて行かれた。中には医科大のインターンの先生と看護師2人がいた。2人とも男性。そしてこの7人は全員中学2年生。
部屋に入ると、早速全員服を脱ぐように言われた。なんと俺らはここで全裸にされたのだ。精密な体重測定や骨格などの検査のため何も身につけないのだ。歳頃の俺達は脱ぐことを渋っていた。それでも先生からはこのグループは、特殊な調査が含まれるため、スポンサーから1人1万円が払われると聞き、それを聞いた俺たちは脱ぎ始めた。このスポンサーとは、後から話すが、コンドームメーカーだった。
まずは体重と身長測定。俺のこの頃の体重4
8、身長は163だった。次に骨格の検査、そして身体の各部位の長さが計測された。例えば指の長さ、各関節から関節までに長さなどだ。それには性器の大きさも含まれていた。1人づつ順番に弛緩時のペニスの長さをメジャーで測られる。ほとんどが5センチほどだったと思う。
その後発毛状況を確認。チンコを引っ張ったり、玉の裏まで持ち上げて見られたり、肛門の周りも穴を広げて確認された。俺達は7人は発毛の度合いは個人差があったが、全員毛が生えていた。
次に包茎検査。1人除いて他の全員はまだ包茎だ。先生は一人一人チンコの皮を剥いて亀頭を露出させ、剥けるかをみた。この時点で勃起してきてしまう子もいた。平常時には5人が剥けたが、1人は真性包茎だった。
次に睾丸検査。ボクらは1人づつベッドに寝かされ、超音波検査をされた。先生は陰嚢にジェルを塗り、超音波の端末を押し当ててグリグリしてきた。これで睾丸の大きさや密度などを測定するようようだ。ジェルを塗られ、触られることで、ほぼ皆んな勃起してしまった。