休憩が終わり、先生達がまた入って来た。そしてまた説明が。
「これから少し踏み込んだデータを取らせてもらいます。皆んなも恥ずかしがらずに協力してください。」
まずアンケートの回答に基づいて、ディスカッションのような聞き取り調査が始まった。先生は俺に、「ユウキ君は12歳で精通、原因がその他ってあるけどどういうこと?」
俺は正直に中1の頃に受けた家庭教師からのセクハラについて話した。
質問は続いた。マスターベーションに関することだ。先生はオナニーという言い方はスラングで、医学的にはマスターベーションと言う言葉を使うと言っていた。先生が言うには、ゲイと自覚している中学生のほとんどが、すでにオナニーを経験していて、習慣的に行っていると。中1で93%、中2で98%、中3で100%だったらしい。ノンケの子と比較すると、ノンケで中2でオナニー経験があるのは全体の38%、中3でも61%という。しかもゲイの子は小5小6ぐらいでマスターベーションを始めるのが殆んどだとか。この統計からゲイの子は性に対して積極的であることが分かるらしい。理由は男性の性器に興味があるから、それは自分の性器も含めて。なるほど。因みにゲイのペニスはノンケより大きいというデータがあるらしい。それはペニスの発育期にオナニーを始め、頻繁に勃起させることによって、血流をよくし、またホルモンの分泌を促進させるかららしい。興味深いっすね。
この7人中全員が、オナニーを覚えたキッカケが同性の友達や兄弟などに教えてもらったと答えていた。チカン経験者が俺ともう1人いた。その子は電車通学で、通学時に車内で誰かに扱かれて初めて射精したらしい。それからオナニーを覚えたみたいだ。今でも車内で扱いてもらうことがあるって言っていた。やはり、ゲイの初オナは同性の他人が絡んでいる例が多いらしい。
普段どこでオナニーしますか?という質問に対して、お風呂と答えた子は3人いた。お風呂でボディソープを使ってオナニーすると気持ちいい、などと言っていた。
週何回射精しますか?という質問だが、俺とショウ君が5回、他の子は全員毎日だった。一日2回以上オナニーする子も1人いた。俺は自分は週5回もしていて、多すぎるのかと思っていたが、実際は皆んなの方が多かった。皆んな、「気持ちいいからやってしまう」、と答えていた。
射精した精液を何で受けますか?と聞かれ、これは興味深かった。大体こんな感じだ。
「風呂の鏡にかける」「お風呂の床に寝転んで、腹に出す」「ティッシュ」「ゴミ箱に出す」「窓の外に射精する」 *当時オレは片付けるのが面倒だったので、イキそうになると窓を開け、外に向けて射精していた。ピューっと飛ばすのも面白かった。今考えると隣のアパートから見えていたと思う。中学生ってバカだ。
オナニー開始から射精までの時間は?この答えは大体みんな5分未満だった。
ディスカッション調査の内容は、他にも沢山あってここには書ききれない。オナニー後の賢者タイムの有無、1日の最高回数、オカズはどうやって仕入れるのか、他人と相互オナニーした経緯、夢精のこと、セックスの経験などなど。皆んなちゃんと正直に話していた気がする。7人中1人だけセックスの経験があった。彼は中1の時同級生と遊び半分でアナルセックスをしたらしい。でもボク以外、誰もフェラの経験はなかった。エッチな話してるから、皆んなディスカッション中勃起していた。
よく覚えているのが、皆んなが話してた他人との相互オナニーの経験。ある子は、週に一度塾の友達と塾のトイレで扱き合うって言っていた。別の子は、中1の弟と風呂で扱き合うとか。一番ヤバかったのが、サッカー部の子で、先輩が数人いつも部室でシコっていて、扱いてあげることがあると言っていた。
すると先生が「次はマスターベーションの方法に関する調査項目です。皆んなマスターベーションしているようだけど、普段はどのようにやっているのか見せてください」と。