僕はこの夏エッチな体験をした
2010年の7月の初旬
暑くて死にそうだった
就職も決まり暇な日が続いていた
唯一学校行くのは火曜日だけだった
毎週卒業論文を製作するため,ゼミで集まった
四年となった今,ゼミには数人しかきていない
僕 ケンジ(21)身長163センチと小柄
あとは女子数名だった
そんな数人が集まっても盛り上がるはずがなく,毎週静かな授業だった
そんなある日
いきなりゼミに来たのは,不真面目で有名だった 倉重君と加納君だった
倉重君も加納君もヤンキー系でほとんど学校に来てないのになぜいまさら?
しかも僕はあまり接点がなくしゃべったことは一回あるかないかぐらい
「おっす」
いきなり倉重君が話しかけてきた
「ここ人数少なくない?」
「まぁ・・強制の授業じゃないからだと思います」
「そうなん?ふ〜ん。つーか俺らさ単位ヤバイからとったんだけど,面倒だから来てないんだけど,大丈夫かな?」
「卒業論文書けば問題ないんじゃないんですか?」
「だよな」
でも二人とも来たのはいいがぜんぜんやる気がないみたい(笑)
つーか倉重君を久しぶりに見たら,格闘家のマサトに少し似てることに気がついた
そして加納君は,市原隼人系でちょっと可愛いヤンキーって感じで(笑)
この二人と交わりがないから,僕はあまり話さなかった
「どこまで進んだん?」
倉重君が話しかけてきた
「え・・・ぜんぜん進んでないですよ」
「なんで敬語なん?笑 」
「初対面だから」
「初対面じゃないじゃん。ずっと同じゼミじゃん。いいよ!敬語なんて。ケンジ」
「はぁ・・・(いきなり名前で呼ばれた)」
「今日俺ら仲良くなったしさ,飲もう」
「飲みですか」
「そう!せっかく俺ら同じゼミなのに仲良くならんともったいないよ。」
「え?」
なんかもう嫌を言わせずに勝手に決まってしまった
ゼミが終わり,駐車場まで歩いて倉重君の運転で行くことに。
いかにもヤンキーって感じで,黒のワゴンRでガンガンに音楽鳴らして中うっせー
暴走車に乗って倉重君の家まで行った。
ごく普通のアパート
中は結構地味だった
「カンパーイ」
グビグビビールを飲み干す
さすがノンケって感じだった
彼女の話やら,昨日行った風俗の話しやら僕とは全く縁がない話ばかりで内容についていけない感じだった
「ケンジ盛り上がってない?」
「いや楽しいよ」
「ゲームするか」
「え?」
「缶ビール一杯を先に飲み干したら勝ちゲーム!イエー」
勝手に二人で盛り上がってる
「三人で競争して,二番目に飲み干したら一枚脱ぐ,三番目は二枚脱げよ」
「え!それ僕不利じゃん」
「はい!ヨーイはじめ!!」
グビグビグビ
僕はあっけにとられていると二人とも飲みほした
「倉重負け!!」
「くそ!あれ?ケンジ飲んでないじゃん」
「はい!負け!」
「脱げ脱げ脱げ!」
「嫌だよ」
「一番の人!何を脱がせますか?」
「ドベはシャツとズボン!倉重はシャツ脱げ」
え!!
倉重君は何の抵抗もなくシャツを脱いだ
焼けた肌は黒く胸板は厚く二の腕も太い
超たくましい体に見とれた
「はい!ケンジ脱げよ」
いやだ
「無理やり脱がすぞ」
倉重君たちが襲い掛かってきた