席が近いことから駿輔と仲良くなった。席替え後も何故か前後入れ替わらず、時間は過ぎていった。
駿輔は吹奏楽部で打楽器を担当している。女子が多い部活だから、駿輔はよく話したりしていた。
当時も今も、オレは女の子が好きで、駿輔に紹介しろって言ってた気がする。
時間は更に過ぎて、夏休み前、オレにも駿輔にも彼女が出来た。
冬馬、彼女とどんな感じ??ってテスト前に聞いてきた
どんなって別に仲イイよ…
違うし(汗)ドコまで進んでるかって聞いたさ。
えっ(汗)そんなん聞いてくるん??イヤ、まぁ…
オレはキスまでさね…テスト終わったら、誘ってみようって。
オレは何と無く…雰囲気よくなって流れに任せて…まぁ、…ってとこかな??
はっ、もうやったと??
静かに言えや(汗)
てゆーか、話したりするのスキやなかくせ、やることは早いし(汗)
話が続いたがテストに入った。
1日目のテストが終わり、帰ろうとしたとき、駿輔から…明日の世界史ヤバイから教えてって言われて、家に誘った。
歩いて10分かからず家に着いて、部屋にあげた。
よかねー家の近かけん。
近いって理由で受験したけんね。
よかねーオレは、出来るだけ進学校に進学希望でギリギリラインで合格したとに。
と、色々話ながら、世界史とか色々勉強した。
駿輔はホントに世界史は苦手なんだなって思った。説明しても意味がわからないみたいで…
チョット勉強に熱中し過ぎて、遅くなってた。
オレは特に意識もせず、駿輔に泊まっていかんね??って言った。
迷惑になるとか言っていたけど、家はその日は両親共に夜勤だったから、兄にさえ了解を得れば問題なかったから泊めることにした。
兄とは9歳離れていて、高校から県外で大学卒業して地元に就職で帰ってきた。
8:00過ぎに兄が帰ってきて、明日もテストあるし、友達泊めたいっちゃけど??と話した。
兄は冬馬の友達が泊まるとは何も無いけど、友達の親御さんは??親御さんがヨカって言うならヨカよ。ってことで、兄が帰ってくる前に連絡してオッケイだったから、泊めることにした。