だいさん、聡さんコメントありがとう!
ここに書いたの始めてだったんでどうかと思ったけどすごく励みになった
話が展開するの遅いけどよろしく
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タクヤはあてもなく車を走らせていた。
時刻は夜の11時を過ぎている。
明日は朝から大学の講義があるから早く帰らないと…
そう考えているうちに、またタクヤの体に生々しくエロい感覚が
襲ってきた。
「ぁっ」
思わず鼻から抜けるような、喘ぐような息がもれる。
いつのまにか、車は街の中心部に近づいていた。
パーティ会場から帰るときに通ってきた道だ。
あのマジシャン、アキラって名前だっけ。
ちょっとしか話さなかったけど、感じのいい男だったよな…
「もう少しアキラと話してみたいな」
気づくとタクヤはらそうつぶやいていた。
そして、その言葉で、自分があのマジシャンにとても会いたい気持ちが
一層強くなった。
「アキラはマジシャンなんだから、女にもてるんだろうな。
セックスのテクニックもすごかったりするのかな…」
(俺、なんでこんなこと考えてるんだろ)
心のどこかで相反する自分の声を聞きながら、タクヤはゆっくりと
自分のジーンズのベルトを外し、チャックを開いていた。
ホテルの部屋ではアキラがまた少し杖をコップに差し込んでいる。
額には汗が浮かんでいた。