1日の夜には何人か寮に戻ってきた人がいた。2日は普通に授業があるから。
1年生は風呂当番があって、風呂の準備をしないといけない。
しかし、連休中は気づいた人がやるということになっていて、
他に1年の人もいなかったから、僕が風呂当番になるだろう。
ボーっと食堂のテレビを見ていたが、夕方になったこともあり、
怖い先輩にうるさく怒られたりするのもいやで、風呂に向かった。
ブラシで直径3メートルくらいの丸い風呂タイルを擦る。
連休中は、風呂にはお湯を張らないことになっている。
8箇所ある鏡やシャワー・蛇口がある洗い場も、
タワシで簡単に洗剤を付けて擦った。
4月に入った頃はめんどくさいと思ったが、1ヶ月も続ける間にもう慣れた。
ホースの水で一気に洗剤を流していると、人の気配を感じた。
「おい、お前まだ掃除してねえのか?早くしろよ!」
野球部の人だった。4月から何かとうるさく言ってくる人で、1年の間で評判悪い人。
「すいません。早く終わらせます。」と言って、慌てて洗剤を洗い流す。
寮の風呂では、タオルで前を隠す人は、まずいない。
さっきの人も、チン毛がボワッとなってたのが見えてた。
チンコは洗剤とか持ってて見えなかったけど。
急いでプラスチックの風呂椅子と洗面器を洗い場に並べて、
さっきのうるさい人を呼び込んだ。「終わりました。」
怖そうな顔をしながら脱衣所から出てきて、風呂場のドアから入ってくる。
ドアの引き手を持つとき、その人のチンコが見えた。
皮が黒っぽくて、ムケた赤黒いチンコが、だらしなくぶら下がっている。
顔が怖ければチンコも怖い。
僕は、脱衣所の鏡の前で、濡れた足や腕をタオルで拭いていると、
また3人くらい誰かが入ってきた。
野球部三人だった。平倉くんもいた。
僕に気を留めるようすもなくどんどん脱いでいく。
ジャージを脱ぐと、平倉くんはパンツ姿でしばらく2人と話していた。
黒いボクサーパンツだった。
お尻部分はピッチリとしてるけど、お尻の谷間にしっかり食い込んでた。
形のいいお尻に、背中がけっこう大きい。
横目で見ると、前のふくらみも結構でかそう。
もしかしたら平倉くんのチンチンは上向きに収められているのだろうと思う。
ピッチリしたボクサーパンツが平倉くんの反りあがったチンチンを押し込んでいる。
平倉くんがさっと手にパンツの腰ゴムをもってずらし始める。