「ちび、相談って何?」
約束どおり7時に平倉くんの部屋を訪ねて、平倉くんのベッドに座らせてもらった。
おととい僕が射精した部屋。あの引き出しにパンツ、
あの机に射精ティッシュがはさまったエロマンガが入っている。全部知っている。
4人部屋だが、連休中で他の3人がいないので、ずいぶん広く感じる。
僕は切り出した。
「ちょっと話しにくいことなんですけど、
僕のチンチンって包茎かもしれないんです。」
平倉くんはちょっと動揺してる感じだった。
僕はまじめに話し続けた。チンチンの皮が途中まではムけること、
皮をムくと変なにおいがすること、中から白っぽいカスが出てくることを話した。
平倉くんは、紙を持ってきて絵を描いて包茎の説明をしてくれた。
よくある真性包茎、仮性包茎、カントン包茎の絵を描いた説明だった。
僕はそんなことは知っていたし、どうでもよかった。
しかし、僕は分からないような顔をして答えた。
「僕は立ってないときは、この形(真性包茎)で手でムけるけど、
立った時は、ぜんぜんムけなくなるんです。」
平倉くんは「ちょっと見せてみろよ。」と言ってきた。
平倉くんの本質は小6の時から変わってないと確信した。
ショタコンかもしれないが、僕のペニスを見たがってるに違いない。
興味がなければそれなりの説明をして、僕を部屋に帰すだろう。
平倉くんは4人部屋のドアの鍵を閉めた。鍵は普段は使用禁止になっている。
僕は、ハーパンを脱いでパンツ一枚になって、ベッドの上に座った。
驚いたことに平倉くんは僕の座ってる前にしゃがんでじっとガン見している。
平倉くんの食いつき方が異常でもあると心の中で思った。
しかも、平倉くんは座っている僕のパンツに手をかけてゆっくりずらしてきた。
普通、僕に自分で脱がせるだろう。
自分で恥ずかしかったが、すっかり僕のペニスは勃起していた。
平倉くんは僕のペニスを見た途端、ボソッと言った。
「かわいい包茎じゃん。立ってるし。」
なんとなく「かわいい」と言われたことが嬉しかった。
「いつもどうやってオナニーしてるの?」平倉くんは聞いてくる。
僕は、答え方をどうしようか迷っていると、
平倉くんは僕がオナニーをまだしたことがないと思ったのだろう。
急に僕の横に座ってきて「俺のヒザの上に座れよ。」と言ってきた。