俺はドMです。
そんな俺の体験談を聞いてください。
中2の夏に携帯を買った。
すでに自分をゲイだと気づいていたので、すぐにゲイサイトにアクセスしてみた。
とにかく経験してみたかったので、募集をかけ、とどいたメールの中に、ひとつ気になるメール。
「182.68.26 返信くれるとうれしいな」
そこに写っていたのは、向井理似のイケメンだった。サラリーマンらしい。
すぐに返信し、約束を取り付ける。
俺は一人っ子だし、両親は共働きで帰らない日も多い。
なので外泊するのは簡単だ。
約束の日、仕事帰りという相手に合わせて、午後6時に駅前にいく。
顔写真は交換していたので、すぐにわかった。画像よりも、かっこいい。
声をかけると、微笑みながら返してくる。
そのまま、ファミレスに向かった。
「何年生だっけ?」
「中2です」
「かわいいね」
「あ、ありがとうございます」
「オナニーしたことある?」
「やり方よくわからないです」
「彼女はいたことあるかな?」「告白されたけど断りました……」
そんな会話もとい質問責めをされつつ、食事をとった。
「うちいこうか」
正直、やめようかとも思ったが好奇心は抑えられなかった。
ついたマンションはなかなかの広さだった。
少なくとも独りで住むには広すぎると思うくらい。
そこでやっと名前を聞いた。苦笑いをしつつ、
「しょうだよ」
と教えてくれる。
しょうさんは部屋につくと、着替えを始めた。
ソフトに鍛えられた体に思わず見とれる。それに気づいて、しょうさんは笑った。
「DVDみてみる?」
DVDは見たことがない。首肯するとセットを始める。
筋肉質なタチと華奢なネコのDVDだった。
完全に勃起する。いつもはそれがおさまるのをただ待つが、しゅうさんが居る今日は違った。
しゅうさんが俺を抱くようにして座る。
「カチカチだな」
改めてそういわれるとすごく恥ずかしい。
「これをもっと気持ちよくさせよう」
そう言って俺のちんこを握った。
「かわいいサイズだな」
俺のは普通で5センチ、たっても11センチくらいだ。
それをしゅうさんは大きな手で掴み、しごき始めた。
「あ、あ、あ、あ……ん」
知らないうちに声が漏れてしまう。
「気持ちいいだろ?」
声が出せなくて、何度もうなずく。やがて俺はイった。