1時間後先輩が車で迎えに来た
いつもと何も変わらない調子で買い物した
その帰り
「うち泊まってく?」
『…いーの?』
「うん。明日学校は?」
『明日は10時からだよ!』
コンビニでお酒買って先輩の家。
先輩んちは親が下で寝てて、上には先輩しかいない。
夜の11時頃。
先輩の親はもう酒入って出来上がっちゃってる(笑)
なんか良からぬことを考えてしまう…笑
30分後にはもう寝ちゃったみたい。
シャワー借りて先輩の部屋でちょっと呑むことにした。
アムロちゃんのポスターが貼ってある6畳間。
ベッドテレビテーブルがある普通の男の子の部屋。
『まさくんこれめっちゃうまいよ(^O^)』
「えー?」
『トリスのハイボール』
「うわっまず(ToT)」
『いやうまいから』
先輩疲れてたのか酒が早くまわったみたいでおやちゅみ〜ってベッドで寝だした。
なんか俺もつられて眠くなってきた。
……いーや。
入っちゃえ!
同じベットに入り込む。
なんか幸せ!
腕枕してほしいな(笑)
ベットはまさくんの匂い。
まさくんの温もり…(笑)
……?
電気つけっぱでねちゃった?
朝10時…笑
学校…。
いいや、さぼろ(笑)
?!
まさくんの寝顔(°°;)
仰向けでぽかーんと無防備に…
見慣れた顔だけど超ドキドキした。
やばい。
キス。いいかな?
……我慢できなかった。
ちゅ…ちゅ…
ひたすら唇を吸った。
柔らかい唇。
まさくんは俺の物。
相変わらず勝手な自分。
首筋にでっかいキスマークつけた。
「…何やってん?」
『あ……』
起きた…
オワタ…
『…ごめん』
「キスはごめんねって言ったじゃん…」
『我慢できなかった。』
申し訳なさとよくわかんない悔しさで涙が出た。
「…トモのことは大好きだよ?でも友だちとして…」
『……。』
なんで?
こんなに好きなのになんでダメなの?
好きなだけじゃだめなの?
ノンケにはわかるはず無い感情。
『お願い…1回だけでいいから。目つぶってじっとしてて?』
少し困った顔でうつむくまさくん
続きます