俺が大学生一回の時にほんとにあった話。
俺は今四回生で関西の大学に通っている。
今はもう就活で忙しくやっていないが、某雑紙の読者モデルをやっていた。なんで顔は悪く無いと思うし、小学校から高校までやっていて、今もジムでやっている水泳で身体は筋肉質な方だと思う。
当時大学に入学したばかりの俺はサークルや学科の飲み会に新しいバイトに慣れない新生活をおくっていた。この当時から男には興味があり、よくパソコンで動画をみたりはしていたが男との経験はあまりなかった。
その日も飲み会で二次会のカラオケの最中だったと思う。突然、ケータイがなった。相手は、姉貴の友達で俺の5つ上の力也くんだった。力也くんは、姉貴の小学校の時からの幼馴染で実家も近所だった。高校に入るまではよく家にほかの二人の幼馴染と一緒に遊びにきていたが、最近はめっきりあわなくなっていた。
「おぉ、りきくん!ひさしぶりやん」
「ひさしぶり。元気してたか?」
久しぶりのりきくんに俺はテンションがあがった。昔からずっともう一人の幼馴染の翔太くんとりきくんは俺のあこがれだった。俺より大人でかっこよくて、特にりきくんは小学校から同じ水泳のクラブチームの選手だったし、なによりモテていた。そんなりくくんは俺の憧れであり、理想だった。
俺たちは久しぶりの会話に花を咲かせていた。
「かわってないなー。お前ももう大学なんだし、飲みにいこうや。」
「俺もひさしぶりにりきくんと話したいわ。奢ってな!笑」
てなかんじで、次に会う約束をして、電話をきった。久しぶりのりきくんとの約束にテンションがあがってた。
この再会が予想外の方向にすすむとはおもってもなかった。