びっくりすることはもう少し後になって起きるのだが、そこに繋がるものを発見したのだ。
その日誠也さんは1時間くらいで戻ると言って、商品の配送に出掛けた。
俺は、段々軽い物色に飽きていて、無駄にオナニーなどせず、見られて恥ずかしい物などないか探そうと考えた。
まず、パソコンがあるのだが、履歴からエッチなサイトなどにアクセスしていないか知りたかったが、俺はパソコンに疎いので、いじったことがばれると危険だと思い諦めた。
そして次に、テレビ台の下だが、綺麗に整頓されていて怪しいものは無い。
まだ時間があったので寝室も覗いた。
そこで見付けたのは、AVだった。当初からどんな女優が好きなのか気になっていたのだが、そのほとんどがSMだった。
内容は男がいたぶられるもので、かなりハードなものから、逆レイプだったりというものだった。
誠也さんはどMなのだと思ったのだ。そんな雰囲気は普段からは想像できなかった。
これは他にもまだ何か出てくると思ったので、AVを元の状態に戻してさらに物色しようと考えたが、そろそろ戻って来そうだったのでこれで終了した。
俺は大きな収穫を得たと思ったし、誠也さんがどMである確証が欲しかった。