二人で話しながら教室に向かった
教室に入ると、みんな前のクラスの友達同士で固まって話をしてる
けど一人調子のいい奴がいて
背が高くて体格のいい奴でなんていうか…田舎っぽい顔
教室に入るなり
?「お前らも2組かぁ〜よろしくな!!」
俺「よろしく」
?「航佑って呼んでくれ」
俺「あっ!俺は、かずま」
安「俺は…」
航「あっ!!安井だろ!知ってるぞ」
何か安井と航佑が仲良さそうに二人で話してると、少し嫉妬してしまう
そう言えば一年の運動会で色別リレー走ってバトン落とした奴だ
朝のチャイムが鳴る
俺の席の斜め後ろに安井の席、そして俺の隣に航佑
何だか騒がしくなりそうな席だった
始業式も終わり、学校も早く帰れた
安「かずま今日この後暇だったら遊びに行こう」
俺「いいよ〜」
まさきさんも、まだ仕事中だから今日は迎えに来ない
二人で自転車に乗り駅前のゲームセンターに行った
少し遊んだあと
安「かずまぁ〜プリクラ撮ろう」
俺「男二人だと恥ずかしくない?」
安「別にいいじゃんか」
俺は人目を気にしながらも、安井に連れられプリクラを撮ることに
二人で変顔や、変なポーズをして盛り上がった
慣れない手つきで落書きして何だか付き合ってるみたいで、すぐ隣にいる安井にドキドキしてた
出てきたプリクラを安井が切って
安「かずま携帯貸して」
俺「ん?いいけど」
安井は俺の携帯のカバーを外し一枚のプリクラを貼った
俺「おいおい!何で貼るんだよ」
安「親友の証だって」
照れくさかったけど全然いやじゃなかった
安「彼氏さんには秘密だぞ!」
俺「あっ…うん」
安井の笑顔を見たら何も言えなかった
安「腹減ったなマックいく?」
俺「おう!いこぉ」
二人で歩いていると、同じ学校の集団がいてその中に航佑がいた
俺らに気づいたようでこっちに走ってきた
航「お前ら何してんの?」
俺「今からマック行くけど」
航「俺も腹減ったから行くわ」
俺「友達と遊んでたんじゃないの?」
航「あっ!あいつらは一年の時の同じクラスの奴だから、今は隣と後ろの席の奴と仲良くするにかぎる!」
安「俺らの事か?ワラ」
航「それにお前らといる方が女にアピールできるだろ!!」
俺「なんだよそれ!ワラ」
お調子者の航佑と三人でマックを食べた
航佑は面白いやつで話してすぐ仲良くなれた
ただ…凄くエロくて、常に下ネタばっかりな奴だった
それから俺たちは三人でよくいるようになって
学校の昼飯も三人で毎日食べるくらい仲良くなった