俺はびっくりして声も出なかった・・・
たぶん、K先輩もだろう。今にも泣き出しそうな顔して黙ってこっちを見てた。
そのままア○ルから抜き何も言わず、服を着てアパートをでた。いまだに理解が出来ず、落ち着くのに時間がかかった。家に着くとすぐお風呂場に行き、熱いシャワーを浴びて落ち着かせた。
部屋に戻るとメールが来ているのに気づいた。俺はK先輩だと思い、見るのが怖くてすぐには見れなかった。
ベットに横になり今日の出来事をゆっくり思い出す。あれは、1度や2度していることじゃない。きっと、ずいぶん前からあんな事をさせられてるのか、自分からしてるのかわからないがやってるはずだ。
それなのに、俺と付き合いたいとか・・・俺もあふぉだな、なんで、やっちまったんだろ・・・・考えれば考えるほどわかんねー・・・
こうなってしまったら、別れるしかないよなぁ。きっと、先輩もそうにおもってるだろうな。メールにはそうに書いてあるに違いないよな。てか、そうに書いてあれば俺としてはありがたいけど・・・見てみるか。
予想に反してメールはお兄さんからだった・・・
内容は
「さっきは驚いたか?3年前、俺と女のセックスを覗き見して俺にバレてからずっと俺の遊び道具になってるんだよ。だから、お前に見せてやったんだよ。弟の穴は気持ちよかったろ?(笑)弟は俺のペットだ!お前には渡さない。まあ、お前にはあいつは使いこなせないよ。諦めろ!弟にはもう別れるように言って納得させたから。もう、弟には関わるなよ。」
なぜか、ホッとした・・・俺ってきたねー奴だな・・・
好きという気持ちはまだあるけど、お互いそのほうが良い。先輩も安心して進学できるようになるし、これが一番。
自分に言い聞かすように呟いた。明日も部活があるから、先輩にあうなぁ。普通にしよう。先輩と後輩。それ以上でも以下でもない関係。あの、合宿の前の状態にもどるだけ。
そんなことをかんがえながら、睡魔に勝てず、眠りについた・・・
翌日、先輩は部活を風邪で休んだ。その次の日も。気づいたら1週間。部員からは何かあったのかと噂をするようになっていた。
このままでは、ヤバイのでK先輩にメールすることにした。
内容
「お久しぶりです。先輩平気ですか?もし、俺に会いづらいとかで来れないのなら、俺何ともおもってません。それに俺も悪いので、お互い様でわすれましょう。あの、合宿の前の先輩と後輩にもどるだけです。なので、学校に来てくださいね。」
これでよし、きっと先輩は来てくれるはず・・・・
次の日、練習前掃除のため、みんなより早くに行き、畳を拭いていると、K先輩が来た。俺は普通におはようございますと言って作業を続けた。
先輩は俺の方を遠くから暫く見つめ、そのあと、俺のほうに近づいてきた。俺は作業をやめ、先輩を見つめる。
先輩の目には涙が溜まっている。
K先輩
「ひで、すまなかった。。。俺、この一週間ずっと考えた。兄貴に全部聞いたよ。ほんとにごめんな。ひでは何も悪くないよ。俺をまもってくれたんだし、ありがとう。うれしいよ。もう、元には戻れないと思うし。俺は良くてもひでは嫌だろ?あんなことしてる奴と付き合うなんてさ。」
俺
「いえ、先輩がすべて悪いわけじゃないです。俺もわるかったんです。先輩もあまり悩まないでください。これからは普通にいきましょ。」
K先輩
「ひで、ひとつお願いがあるんだ。聞いてくれないか?」
俺
「改まってなんですか?俺でできることならなんでも言ってください。」
K先輩
「学校の外では兄貴とかの監視がすごいから、もう、ひでと普通に遊んだりすることも出来なくなると思うんだ。だから、校内にいる時にだけでいいから、俺を性処理道具と思ってでもいいから使ってくれいか?頼む。俺、ひでにやっぱ抱かれたいんだ。お願いだから、したくなったときに呼び出して俺を使ってくれるだけでいい俺、ひでの為になんでもするから、ペットでもいいからさ。。。」
俺
「え?マジで言ってるんですか?」