独特なBGMと共に漏れる殺戮音。
「あ…あの…」
「なーに?」
「それ?モンハンですか?俺もやってるんですよ。」
「そうなんだ。俺やり始めたばかりでね。」
「僕、やりこんでるんで、攻略法とか教えますよ。」
「ほんと?ありがとう。」
確かにアドバイス通りにすると勝てなかった奴にも勝てたし、何よりレアアイテムのドロップなどもあって嬉しかった。
「マジ、君の言った通りレアアイテムとか超嬉しい。ありがとね。」
「いえいえ…あのぅ…」
「え、なーに?」
「お腹がグルグルしてきてて…あの…催しそうなんです。解いてもらっても良いですか?」
「え?それはちょっと…俺はできないよ。今買い出しに行ってる奴が戻ってきてからにしてよ。」
「でも、もう出そうなんです。」
「えー、どうしようか…。」
僕は裸のヤンキー君を抱えて道の端、断崖絶壁岩場の手前まで連れて行った。
お尻を崖に向けて突き出させると
「えーよ、ここでしんさい。」
「え?このまま?ここで?」
「えっと、死にたくなかったら、お尻側には行かない方が良いよ?崖だから。」
ヤンキー君のお尻が少し引っ込んだ。
風が吹き上げて来て裸の身体を冷やす。
「ホンマに漏れそう、本当にしちゃいますよ?」
「別に、したら?」
「あっ…ぐぁあぁぁ。」
怒責と共に柔らかい糞が多量に出た。
人が糞をする姿など、生まれて初めてだった。
いやむしろ、便座に座って用を足すため、自分がしている姿さえみたことがないな…などと考えていた。
「はぁ…はぁ…」と肩で息をするヤンキー君。
やはり足を頭の後ろに縛られた状態ではなかなか出しにくかったのだろう。
その後、縮こまったチンコからシャーっっとオシッコも出した。
大きく肩で深呼吸をすると「すいません、ありがとうございました。」と安堵の様子だった。
僕はヤンキー君のお尻に水を掛けてやった。
汚れたままのヤンキー君を抱えるのは嫌だったからだ。
再度抱えて荒屋に戻った頃、忠彦が戻ってきた。