どうしていいかわからなかった
このまま帰ってしまえば…
でも俺は部屋に入り、スライド式の扉をゆっくり開けた
そこには、まさきさんと知らない男が裸でパンパンと音を立てながら激しくやってた
俺とはタチのまさきさんがバックから激しく突かれていた
凄い感じてるような声を出して…
俺「なに…してんすか……」
男「うお!!」
知らない男が驚いて俺を見て
まさきさんもそれに続いて俺を見た…
ほんの少し沈黙が流れたあと、まさきさんが慌てて
ま「違うっ!これは違うから!」
つながっていた体が離れ全裸でアソコもローションでベトベトのカッコのまま近づいてきた
ま「そうゆうのじゃないから!ゴメンな!」
必死に誤ってくる
知らない男は気まずそうにしてたけどテーブルにあるタバコを手にとった
しかもよく見たらゴムなしかよ…
わけがわからないままかってに体が動いた
まさきさんを振りほどいて、どう考えても勝てない相手に歩いていき
タバコを手にとった右手をグーで殴り
俺「何してんだよ!」
男の目つきが変わり一瞬のことだった
思いっきり左頬を殴られた
男「いってんだよ!クソガキ!」
俺はテーブルやら何かにぶつかりながら床に倒れた
ま「ちょ!やめろよ」
まさきさんが二人の間に入り知らない男をなだめていた
こんな男に…なんでまさきさん…
悔しくて涙が止まらなかった
俺は飛び出すように部屋を出て、靴を慌ててはいて外へ飛び出した
ま「かずま!まって!!」
後ろでそんな声が聞こえたような…
自転車で2、3分くらいの公園で座り込み泣いた
もう外は暗くて人通りも少ない、何を期待していたのか…まさきさんが追ってくるとでも思っていたのか…
携帯が鳴った…画面には
『母』
親からだった
今日は友達の所へ泊まると言って電話を切った
何時間たったんだろう…携帯の時間は22時を過ぎていた
俺はメールを打った
『今から会あえないかな』
数分後、携帯が鳴った
『安井』
『どこいんの?俺の家くる?』