ダブルデートしてから数日後いつものように練習を終えた時先輩の一人に
「監督が後で二人に話ある言うてたから残って欲しいって」と洋平と二人残ることになった。みんなが着替えて帰ったあと洋平と二人デートの時の話なんかをしながら部室で待っていた。しばらくして部室にやって来たのは監督ではなく先輩が3人。その3人は部の中でも結構厳しく僕らには恐い存在だった。先輩たちは部室に入ると鍵をかけた。
「お前ら正座しろ」と言われ訳も分からず正座した。上下関係は厳しかったので先輩の言うことは絶対だったので。
「こないだの練習試合サボって何してた?」と言われ洋平は
「おじいちゃん亡くなったのでお葬式に」
と答え、僕は
「風邪引き家で寝てました」とお互い嘘ついて答えた。すると先輩の一人が洋平の髪の毛掴み
「嘘つくな!お前ら女と楽しく遊んでたやろ」と恐い顔で詰め寄ってきた。僕達は怖くなりはい!と嘘を認めた。
そのあとはビンタされたり罰としてグランド走らされたりと普通に罰を受けた感じでいたがそのあとがホントの恐怖だった。