もともと無人島だったので、もちろん島に店はないし、住民すらいない。
なので買い物ができないので、ノートや筆記用具は学校から支給される。
教科書も、あらかじめ学費と一緒に振り込んだので、すでに学校に届いている。
なので手ぶらで登校。と言うより、寮から教室まで移動するだけだ。
教室に入ると、もちろんクラスメート全員が全裸だ。
教室で座っていると、先生が入ってきた。
自己紹介が終わり、授業に入る前に先生から連絡があった。
「この学校では、射精管理をすることになっている。トイレで勝手にオナニーして、
トイレットペーパーが無駄遣いされたら環境破壊につながるからな。
それに、オナニーすることに集中して、勉強がおろそかになっては困るからな。
射精管理は、この貞操具というものを付けて行う。もちろん、鍵を閉めてもらい、
その鍵は先生があずかる。学校で指定された時間と場所に行けば、その時だけ外してもらい、
オナニーしても良いこととする。外さなくとも、小の方はできるようになっている。
昨日測定したペニスの長さをもとに、それぞれの大きさに合ったものになっているから安心しろ。」
僕は何が何だか分からなくなってきた。
しかし、されるがままに取り付けられた。
痛みはなかったが、ペニスを握ることさえできない。
そして授業が始まる。
国語や数学、英語など、普通の授業が行われる。中学生でもわかるレベルで授業がされるため、
勉強が嫌いだった僕らでも授業についていけた。
しかし、体育の授業だけは、中学のころと様子が違った。
4、5月は性教育・実技
6〜9月は水泳(もちろん全裸で。)
10、11月はマラソン
12、1月は寒中水泳と器械体操
2、3月はマラソン
と、球技は一切行われない。
そして、入学して
1回目の体育はコンドームのつけ方。
先生からつけ方の説明を受けた後、実際につける。
2回目はアナル拡張のしかた
ペアになり、指にゴムを付けて相手のアナルをマッサージし、徐々に広げる。
その後広げた穴が次回までに戻らないよう、ディルドを挿入された。
外れるのではないかと心配だったが、貞操具で押さえつけられた。
大をするときには指定されたトイレに行き、貞操具とともに外してもらい、用をたす。
個室に扉がないので、オナニーしない様に監視はされている。
終わると再び取り付けられた。
3回目の授業はゴム付きでアナルセックスの仕方
将来女性とセックスするとき戸惑わない様にだそうだ。
4回目以降は毎回、生でアナルセックスをした。
健康診断の時に精子を採取したのは、病気がないかを検査するためだったそうだ。
そのような環境で教育を受けていった。
携帯電話を持つことも許されない。そして、だんだんときつい罰の種類も増えていった。
首輪をつけて四つん這いで校庭を走り回らされるのに加え、
ベッドに縛られて、亀頭攻めの刑
柱に縛り付けられ、鞭でたたかれる
・・・もはやSMプレイだ。
その罰が厳しいことや、射精管理されることなど以外は、厳しくは感じなかった。
寮に戻れば自由時間だし、始業時間も中学より少し遅いし、三食食事つきだし。
長期休みは実家に帰省できるし。ただし、この教育を受けていることは口外してはならないときつく言われた。
翌年入ってきた下級生にも、全く同じ教育体制だった。
やがて僕はこの高校を卒業した。卒業してから2年くらいたつと、その高校は閉校した。
校舎は跡形もなく取り壊された。
閉校した理由は、決して公表されることはなかった。
取り壊し工事が終わったころ、その島に行ってみると、
ゴミ収集場の片隅には、使用済みのゴムが大量に置かれていたし、
職員室の近くにあった「射精室」の跡地に残された蓋つきの大きな水槽には、
大量の精子が放置されていて、とてつもない悪臭を放っていた。
あの高校は、なんだったのだろうか・・・。