俺が中2の時に父が再婚し、同い年の弟ができた。
弟…ナオトとは、再婚に至るまでに何回か一緒に遊んでいたから、一緒に暮らすってことが嬉しかった。
部屋は一緒ってのがちょっと不便だったけど。
ある夏の日。
母方の祖母の通院のため、父と母は出掛けた。
家には俺とナオトだけ。
母が専業主婦だから、二人きりになるのは初めてだった。
「ナオト、ゲームしよ」
「うん!」
ナオトとは趣味も合うし、ゲームもスポーツも勉強も同じくらいで、何かを一緒にやるってことに不満は無かった。
しばらくゲームをしていると、母から電話があり「祖母が急に入院することになったから今日は帰れない」と言われた。
「仕方ないな」と笑い合い、いつもならできない夜更かしができることにワクワクしていた。
夕飯は近所のコンビニで買った弁当でテキトーに済ませ、風呂もいつもどおり一緒に入って済ませた。
「ハルヤ…夜更かしやめよ。眠い…」
ナオトがパンツ一丁でソファーで横になってしまった。
「バカ!寝るにしてもパジャマ来てベッドで寝ろよ!」
「…うーん」
体を起こし、のろのろと部屋に行く。
きっとこのまま寝るだろう。
俺は父さんの部屋に忍び込んだ。
パソコンは父さんの部屋にしかない。
ゲーム機でもネットは見れるが、やはりパソコンでエロ動画見ながらオナニーをしたい。
俺は椅子に座ってパソコンを立ち上げ、ネットを開くとすぐにエロ動画サイトを検索した。
目的のサイトをクリックし、夏の暑さもあって、俺は全裸になった。
サムネだけでビンビンになってしまったチンコを握り締め、エロ動画を再生した。
『アッ!アァンッ!』
部屋に響く女の喘ぎ声。
イヤホンを忘れていた!
慌てて停止を押したがダメだったらしい。
ギジギシと廊下から足音が聞こえ、部屋の前で立ち止まった。
「ハルヤ…パパに言いつけちゃうよ?」
ナオトがニヤニヤと笑いながらドアを開けた。
「うっせぇ!男だったら興味くらいあるだろ?」
「ないわけじゃないけど。無修正よりモザイクあるほうが好きだなぁ。だってグロいし」
後ろにきて、俺の股間を覗いてくる。
「めっちゃ勃ってる!」
「うるせぇなぁ!シコッてたんだから当たり前だろ!」
恥ずかしくて隠すがやっぱり勃起したチンコ全部は隠せない。
「部屋に帰れよ!」
「えー。俺もチンコ勃っちゃったし」
そう言うと、恥ずかしがりもせずチンコを見せてきた。