初めて投稿します。
読みにくかったらすいません。
シングルマザーに育てられた俺は、しみったれた子ども時代を過ごしました。
俺は頭もそこそこ、身体を鍛えることだけは自分で出来たから腕っぷしだけは自信がありました。しかし、幼少期をイジメにあい、腕力のついてきた中高生時代には集団リンチにあったことも。しかし、母の存在があったから過ちは犯すことはありませんでした。
高校を卒業してからは木材加工の工場で一生懸命に働き、母を楽させてあげたいと考えていました。
しかし、俺が成人式を迎える前に過労が原因か、交通事故で母をなくしてからは天涯孤独、そう思っていた。
葬儀を終えひと段落した夜に、弁護士がやってきて、父親の話をしました。
父は俺を認知しなかったが、亡くなる際に遺書で母と俺に財産の一部を相続させるよう記していたようです。今まで所在不明のため手続きが遅れていたが、正式に相続手続きが出来たと喜んでいた。
相続したのは暫くは困らない程度の金と………山でした。
金にするのも、それを使うのも自由といわれました。
色々な衝撃を受け入れた俺は、自暴自棄となり仕事を辞め、父の遺した山に入った。
細い山路の先には、開けた空間に似つかわしくない大きなログハウスがありました。
地下水もあり、驚いたのは温泉が湧き出ていて岩風呂が作られていたことだ。
夜になると虫と鳥の声しかなく、月明かりがかなり明るく感じました。
そこで今までの人生を振り返っていたのだが、全てを失った俺には今までに溜まっていた感情や欲望を制御することは出来ませんでした。
この環境をつかって、人を支配する欲望に駆られたのです。
長くてすいません、次から本題に入ります。