何度か道に迷いかけたけど、3時に間に合った。
地図が正しければ、そこはマンションだった。
入り口がわからないので俺は電話をした。
K「あー着いた?そのマンションであってるよ!××号室押して!」
言われた通りエントランスを通る。
そしてマンションの一室。
K「久しぶり!待ってたよ!」
そこはKさんの自宅だった。
K「診療終わって、店の方閉めたから、今日は家なんだ。ごめんね。」
なるほど、そういうことだったのか。
Kさんが家に入れてくれるも、どうして良いかわからずにいた。
K「そこのソファーにかけて」
俺「はい。失礼します。」
K「コーヒー、紅茶、アップルジュース…」
俺「じゃぁコーヒーお願いします。」
K「身体はどう?今日も働いて来たんでしょ?」
俺「はい。リハです。いつも腰が痛いんですけど、今日は少し首の方も。」
K「脚は?」
俺「痛いです。ふくらはぎも、ももの後ろも。」
確認とはいえども予想外のタイミングでソファーで脚を触られて少し驚いた。
しばらく詳しく確認をすると、
K「じゃあ・・・」
K「練習後で疲れてるだろうから、まずは風呂入って来てもらおうかな。ジャグジーあるから気持ち良いよ!」
風呂!?マッサージの為に風呂とか入った事は無いから驚いたが、疲れてたし、お言葉に甘える事にした。
K「タオルとか後で持って行っておくから」
俺「ありがとうございます。」
お風呂は広くて綺麗だった。
もう既にお湯が張ってあって、ジャグジーも稼働していた。
風呂場中に良いアロマの良い匂いが広がっていた。
ゆっくり風呂に浸かってあがると、バスタオルと一緒に施術時のだぼっとしたハーフパンツが置いてあった。
ハーフパンツを取ると、その下に新しい下着が。
自分のではない。
見てみると、白いピチピチのTバック。しかも少し透けてる。
なんだか不思議に思いつつも、ハーパンもあるし、素直に穿いて、風呂場を出た。