夕方前の少し中途半端な時間ということもあり銭湯は空いている方だった。脱衣場で豪快に脱ぐ圭を見てると体育会系は着替えとか気にしないのかな?と地元の同級生の野球部の奴らを毎回思い出す。
体育着に着替えるときはわざわざパンイチになってたし、何なら意味もなくフル〇ンになるし…俺としては目の保養だったけど、圭のそれは破壊力がすごくて目に焼き付けたい衝動をいつも抑えていた
俺も平然を装い風呂場へ向かう圭について行く。身体を洗って湯船に浸かる。特に変化のないいつも通りの状況。期待と不安で圭との会話が入ってこない。何もないはないで落ち込む、けれどあったらあったでどうしていいかは考えつかなかった。
銭湯に着いてから30分位経った頃だろうか、湯船が熱くて俺は浴槽の縁に腰掛けた。ちょうど圭が浸かっている目線の高さに俺のアレがぶらついている…隠すのも変だと思い、俺は顔の汗を拭うように手で顔を拭きながら指の隙間からチラッと圭を見る。
圭が俺のアレをまじまじと見ている。おそらく気のせいではない。俺の鼓動が早くなる。薬を飲んでいない俺が反応しそうだと思うほどに。
俺は圭をサウナに誘った。いいよと言う圭は俺の後を着いてくる。誰もいないサウナに先に腰掛ける。振り向くと圭は何故かタオルで隠しながら歩いて来る。淡い期待を抱きながら俺は腰掛け、横に圭も座る。
腰のとこに被せるようにタオルを広げる圭。肘を足に乗せ、前屈みになり目線をTVにやっている。俺は圭の二の腕の辺りを触りながら、ホントに圭の日焼けの分け目すごいよな。なんてボディタッチを試みる。
俺は興奮していた。硬くなったモノを見てはないが、圭の不自然さから効果が出ているのだと感じたから。それがスポドリの吸収力のおかげなのか、風呂で血流が促進されてのことなのか、俺を見てなのかは分からないが、それでも圭の顔がとてもエロく感じた。
圭…勃ってるの?自分でもびっくりするくらいストレートに聞いてしまった。腕を触ったときに圭が身体をこちらに傾けた一瞬、明らかにタオルが膨らんでいた。
圭は気まづそうに「バレた?」と言ってハニカム。「帰省中に抜けなかったからかな」なんて誤魔化す。ホントは俺の仕業ともしれずに。圭が勃っていることに興奮した俺も一瞬で硬くした。けど俺はタオルで隠してなかったから。
圭の視線が俺の下に釘付けになる。圭のタオルの膨らみがより明らかになる。俺らはサウナで勃起させながら見つめ合い自然に口付けを交わした。
キスする前に俺は圭がゲイだと確信したし、圭もそうだったんだと思う。ホントに躊躇なく自然な行動だった。
「もうお風呂はいいかな?今すぐナオの家に行きたい」
その言葉に俺は静かに大きく頷いた。