ここに来てから2度目の休憩、時刻は15時半頃。ようやく1時間以上も両手両足が拘束された状態から解放され、ザーメン垂れ流しのケツもそのままに、折り畳みのパイプ椅子に座って水を飲んでいた。ご主人様は喫煙者だったらしく、カーテンしたままの窓を少し開け、一服している。
「いやあ、久しぶりだからちょっと本気出したわ。チンポとケツ大丈夫?」
「はい。チンポは地味に痛みますけども、ケツ穴は全然大丈夫です」
「そう言いながら超勃起してんじゃん。若いってすげぇw」
実際最後の射精から30分くらい経つけども、未だにチンポはヒリヒリしている。が、常にチンポを虐められてるような痛みが気持ちよく、あれだけ射精したのにまたフル勃起していた。
「さっきので完全にマゾスイッチ入ったみたいです。ケツ穴もまだイキ足りないですし」
パイプ椅子の上でM字開脚をすると、左手でアナルをくぱぁ、右手でチンポの根元を摘まんで振り回して見せた。
「いや、さっきも言ったけど、ここまでガチのマゾだと思わなかったわ。俺、3発も出す予定じゃなかったのに」
言いながら、ダレていたご主人様のチンポがムクムクと頭をもたげる。勃起まで行かずとも、半勃ちまではしてくれたようだ。
「うし。そんなにドMなら、次はコレ使って虐めよっか?もっと変態マゾになれるよ?」
タバコを消しながら指をさしたのは、部屋の壁の真ん中に設置されたX字の磔台。例の拘束具が明らかに犬の首輪を流用している、DIY感満載のやつだ。
「いいですね。チンポ責め凄い気持ち良かったんで、もっとマゾイキしたいです」
「ああ、自分で蝋燭垂らしてチンポ焼きながらオナニーとかしてんでしょ?色んな道具あるから、射精するまでチンポ責めてあげるよ。おいで?」
「お願いします!」
期待で堪らなくなって立ち上がると、X字の磔台に背を向け、両手を挙げて拘束ポーズをとる。
「よし、じゃあ口開けて」
そう言われて開けた口に噛まされたのは、わりと大きめのギャグボール。いくつも穴が空いている、よくエロ動画で観るようなスタンダードなタイプだ。
「好きなだけ叫んでもヨダレ垂らしてもいいよ。ちょっと痛いくらいのことしかしないし、怪我しないようにするから。止めてほしい時は磔台を3回ノックね」
テキパキと慣れた様子で両足、両手を犬の首輪に拘束されたけど、チャチな造りに見えても、しっかりと抵抗できないくらいに拘束されているのが分かった。
「で、最後に目隠しと。普通の目隠しもあるけど、便器扱いするならバケツ...は小さいから紙袋ね」
頭から結構大きめの茶色い紙袋を被せられ、足元しか見えない状態にさせられた。見えない、しゃべれない、抵抗できないシチュエーションが、さらに被虐心を刺激して呼吸が荒くなる。口からはすでによだれが垂れ始めてたけど、いっそ開き直ってダラダラと垂れ流すままにしておいた。
「おお、チンポ今にも爆発しそうになってんじゃんwまだ本気の雄泣き聞いてないし、いい声聞かせろよ。.....行くぞ」
少し息苦しい紙袋内でそんな言葉を聞いた瞬間だった。
「ふホオオオオッッ!?」
スパン!と小気味がいい音がしたと思ったらチンポが激しくバウンドし、一瞬遅れて鋭い痛みが走った。一ヶ所だけが痛いわけではなく、1発でチンポの先から根元まで満遍なく痛みが走ったことから、最初に見たはたきみたいな鞭なんだろう。
「おらっ! 痛いの好きなんだろこのマゾ便器が! チンポぶたれて情けなくマゾイキしろや!ザーメン撒き散らせ!!」
「ホオォオウッ! おふぉっ!? ハオオオァァッ!」
5回、6回と、執拗に続くチンポへの鞭打ち。やはり慣れてるのか、リズムをずらしたり、たまに乳首や下から金玉を狙ったり、かすらせたりして絶妙な刺激を与えてくる。
「ほらマゾ、どこが一番気持ち良いんだ?言ってみろ!」
「ひんほ!!ひんほひほひひーふぇふ!!」
実際、たまに打たれる乳首やワキなんかも捨てがたいけど、やっぱりチンポが一番だった。音は派手だし、あまり後を引かない、鋭い痛みを感じることが出来る鞭ではある。
「ひんほもっほ!ひんほふっほはひて!!」
だけど物足りない。
ご主人様にカミングアウトしてなかったが、たまに革のベルトでセルフスパンキングしている身としては、いまいち衝撃というか、チンポがダメになっていく興奮というのが足りない。いやまあ、予期しないタイミングで他人にやられる方がいつもより興奮したけども。
「おい、逃げるな!気持ちいいんならちゃんと自分からチンポ差し出せ!」
「ひゃひぃっ!」
無意識に腰を引いてしまっていたため、腰を突き出してチンポをさらす。その後も数十発の鞭を喰らって悲鳴やら嬌声やらを上げていたたけれど、さすがにご主人様も疲れてきたのか、だんだんと鞭のペースは落ちていき、ついにはピタリと止んでしまった。
「いや、マジでしぶといな」
俺と同じぐらい息を切らせながら呟くと、少しの間をおいて、ジクジクと痺れるような痛みを感じていたチンポに、突然ひんやりとした刺激がやってきた。
「うぉ、うおおおうっ!?」
スプレーの音が聞こえたかと思ったら、打たれて感じたチンポ中のヒリつきが一斉に暴れ出す。プシュプシュとスプレーがチンポを点射する中、あれだけ痛みと痺れで快楽しか感じなくなっていたチンポが、急激に冷たくなっていくのを感じた。冷感スプレーだ。