同じく中学生の頃、今度はサッカー部の靴下を嗅いだときの話です。
サッカー部の部室は隣でしたが、さすがに隣の部室に侵入することなどはできません。サッカー部に所属するAくん、Yくん、Rくんの3人の同級生にを特に嗅ぎたいと思い、必死に嗅ぐ方法を探っていました。
もちろん通学用の靴を嗅ぐのは簡単です。下駄箱からトイレは近く、彼らの靴も何度も嗅いでいました。それでも、部活で履くスパイクや靴下の匂いとは異なります。もっと彼らの匂いが詰まったものを嗅ぎたいとずっと思っていました。
そんなある日、ついに大チャンスが訪れます。
休日練習の日、私が所属するテニス部とサッカー部はほぼ同時に終了しました。部室近くの通路ではその3人が話しています。聞こえてきたのは、足の匂いに関する話題。耳をすましながら聞いていると、彼らは足の匂いを嗅ぎ合っているようです。
彼らとは普段からよく話す仲です。タイミングを見計らって声をかけます。すると、Aくんから
「〇〇も嗅ぐ?」
と聞かれます。期待していた通りの展開に胸を躍らせつつも、興奮を必死に隠しながら”嗅いであげてもいい”感を出します。そしてついにその瞬間が迫ります。
まずは一番近くにいたYくんからです。白い靴下はところどころ黒ずんでおり、使い込まれているのがよくわかります。鼻と足を密着させて大きく息を吸い込みました。
その瞬間、想像を遥かに超える、汗を発酵させたような強烈な匂いが一気に肺の中に入っていきます。思わず少し鼻を離してしまうような匂いでしたが、この機会を逃すまいと必死に嗅ぎ続けました。
「臭いでしょ?」
Yくんからのその言葉にもまた興奮します。
「うん、まぁ…。AとRも嗅がせてみてよ。」
自然な流れで残り二人の足も嗅げることになりました。どちらも鼻が曲がるような濃厚な汗の匂いで、大興奮したのを覚えています。全員を嗅ぎ終えると、Yから
「誰が一番臭かった?」
という質問。全員微妙に違った強烈な匂いで選びきれなかったが、Aが一番だったと告げてその場を去りました。帰宅後、彼らの匂いを思い出して射精したのはいうまでもありません。