30分くらい経っただろうか
お尻丸出しなのにそのままお待ちくださいと言われた
するとさっきまで履いていた僕のボクサーパンツを手に持ち戻ってきた
水洗いして、乾燥器回したんで乾きましたよ
履いて帰ってくださいね!とのことで
何て優しい子なんだと惚れていく
前を隠すようにしてパンツを履いた
待っている間に勃起がおさまっていたから
バレずにすんだ…はずだった
僕がパンツを履いている後では
看護師君がさっきまで横になっていた
皮のベッドの一部を拭いている
その後、僕の股間に視線をやり一言
「先、濡れちゃいましたね」
僕は下に目を落とすと乾いてたはずの
パンツにシミが滲み出ていることに気づいた
あ、これは…あの…と反応に困って赤面したら
俺でもあんなにOライン触られたら反応しちゃうので気にしないでくださいねと
勃起していたことがバレバレだった…
すみませんなんか…と伝えるのが精一杯だった
とにかく大きな怪我には気をつけてスポーツしてくださいと、
あと春からは隣の内科病棟に移動なので、
今日みたいな打撲でも来てもらっていいですよ
俺がまた治療しますからと伝えられ名刺をもらった… (看護師 ◯◯瞭太 )
瞭太君、いや、瞭太さん今日はありがとうございました!
僕は、少しトーンが上がった声で
お礼を言い続けた
じゃあまた怪我したら
来ますからお願いします
瞭太君でかまいませんよ
はやとさん!
君でいいよ笑笑 2人で笑った
この調子ならもう大丈夫ですね
元気になってほんとよかったです!
とニコニコな笑顔をむけてくれた
また会いたい!なんて思いながら
検診を終えた。
これからは彼がいるなら、
小さい怪我をしても病院にきて診察してもらっちゃおうなんて考えて日々を過ごしてた。
けど再会は僕が考えていたものとは全く近う形で、こんなに早くまた彼に助けられることになるとは想像していなかった。