翌日のことだった。弁護士先生から連絡があり、相手の方と示談の内容が決まり、示談金を支払い、ケイタくんが弁護士同席で相手方に謝罪に行けばそれで終わるとのことだった。
ケイタくんにすぐに知らせて、お金は僕が用立てて、謝罪は相手の都合に合わせて行くということで決定した。
もうここまで迅速に事が運び、支払いもすぐできる今の状況なら不起訴の可能性が高いと先生も言ってくれた。
そして、数日後、謝罪も無事に終わり、相手方も許してくれた。示談金も支払いを完了して、先生から示談が成立した事と相手方からの寛大な処置をという手紙を検察に出してもらった。
さらに、それから時間が経ち、ケイタくんの不起訴が決定した。
短かったけど、それはそれは長い期間に感じられる出来事だった。
僕は毎日不安でいっぱいだった。僕以上にケイタくんも不安に押しつぶされそうだったに違いない。
ケイタくんがリビングにいる時に、スマホで起訴とか前科とかをよく検索していた事を僕見ていた。最初はあれだけ強がっていたけど、やはり冷静になって、自分がどうなるのかをちゃんと調べてみると怖かったのだろう。
不起訴になった事を弁護士経由で聞いて、それをケイタくんに知らせた時はケイタくんは声も出さないで泣いていた。
僕はそんなケイタくんを抱きしめた。
不起訴が決まった日、お祝いに寿司を取って食べた。お酒も入ってケイタくんも僕もいい感じに酔っ払った。
不起訴までは酒を飲む雰囲気でもなく、ずっと食卓は重苦しかった。
それから解放された気分で本当に盛り上がった。
勢いだったのかもしれない、お互いに酔っ払っていた事もあったのかもしれない。
ケイタくんが言った「お礼にしゃぶっていいですか?」
『いやいや、そんなのいいよ』
「なんで?」
『だって、もうそんな関係じゃないでしょ』
「じゃあ、お小遣いに5000円ください…昔みたいに」
僕は黙って5000円をケイタくんに渡した。受け取るとケイタくんは僕を布団まで引っ張っていった。すぐにズボンとパンツを脱がせた。僕のちんこはもうビンビンで先走りがパンツに滲んでた。
口ではそんな事しないでと言ってたのに、僕はこうなる事を期待していた。ケイタくんとSEXがしたいと思ってた。でも、自分の口から言う事はできなくて、5000円を渡したのかもしれない。
ケイタくんも僕の気持ちを分かってか、これは5000円のサポだよと免罪符をくれたのかもしれない。
相変わらずケイタくんのフェラはうまかった。亀頭を丁寧に舐めて、尿道をチロチロしたり、吸ったり、バキュームで吸い上げたりと…すごいテクニックだった。
口いっぱいに頬張ってバキュームフェラをしてくれるケイタくんに、僕は欲情しきっていた。フェラが始まってものの10分程度でかなりの量を口に出してしまった。
ケイタくんはふふっと笑いながらティッシュに出して、すごい量だねと言ってくれた。その表情が可愛い過ぎて、僕はケイタくんを押し倒して唇を奪った。
今までだってチャンスはあったけど、それでも我慢していた。
ケイタくんの弱みに漬け込んでいる気がしていたからだ。だけど、もう関係ない。ケイタくんは明日からでも自分の意思でここを出て行く事ができる。だったら、もう弱味も何もない…そう自分に言い聞かせて、いや言い分けしてケイタくんの体を貪った。
相変わらず敏感な体とちんこで、体はスベスベだった。よく締まった体に何もかもが綺麗だと思った。
最後は夢中で腰を振って、ケイタくんの中に出した。
23時くらいに始めて、気づいたら深夜3時だ。僕たちは夢中で4時間もSEXしていた。