ゆっくりと優しい刺激を与える。
2人とも先走りで先端がベタベタになる。
先走りを2本の指で塗りたくり、更に優しいピストンは続く。
寝たままでも2人の吐息は徐々に荒くなり、時折身体がピクンっと震える。
起きたかな?と、毎回確認するが、完全な覚醒には至っていない。
やや激しく上下運動を行っていると、右手に掴まれた小さめの蚕がドクドクと波打って白い糸を吐き出した。
「うっぅー」と声が漏れ、その声に反応して手を離してしまった。
余韻に浸りながら、次は左手の蚕に集中した。
激しくし過ぎた為か…
「勇人さん、おはようございます…。」
と目を覚ましてしまった。
しかし隼はそのまま無防備に私の攻撃を受け続ける。
「あ…逝きます…あっ、あっ…。」
とても綺麗な射精は隼の乳首まで届いた。
「ふぅー」
深いため息をつくと、
「また逝かされちゃいました。」
と半分寝ぼけた笑顔でふんわりと話した。
『隼、おはよう。』
私は立ち上がると洗面所に行った。
半分身体を起こした隼は翔の姿を見てクスッと笑いながらティッシュで自分のを拭き取ると、台所で朝御飯の準備を始めた。
私が窓を開けて回ると味噌汁の香りが寝室まで流れたのだろう、スクっと起き上がると自らの下半身に驚き「うおぅっ…」と声を発する。
その声を聞いた俺と隼は目を合わせると笑いあった。