『いい子だね。』
両脇から伸びた両手で股間を覆う。
親指を竿の根元にかけ、8本の指で左右から交互に玉を永続的に刺激する。
「ん…、ぅうん…」
と声色を漏らし始めた。
ギンギンに張り詰めた包茎は皮を引き上げ、玉の感触がより鮮明になり、さらに私を興奮させる。
陰茎を優しく掴むと泡の厚さ程の空間を空け亀頭に向けて手を滑らせる。
皮越しの快感が永続的に裏筋に繰り返されると、小刻みに震えはじめ、次第に
「はぁぁ…、あぁぁ…」
と顔を上げて喘ぎ始めた。
隼が甘い声で「はやとさん、上手だろ。」と聞くと、翔は涙目になりながら「うん、うん」と頷いた。
翔の耳元で『翔、気持ちいい?』と聞くと、吐息を漏らしながら頭を縦に振った。
ギンギンの包茎への刺激は緩めず『翔、逝きたい?』と尋ねると、更に顔を縦に振る。
『逝きたいなら「逝きたいです。」と懇願してみな?』と言うと
「逝きたいです。」と小声で言った。
『そのまま言ってどうすんの、しかもそんな小声で…。
「逝きたいです。逝かせて下さい。お願いします。」
この位は最低でも言わないとね。
「は…はぃ…。逝きたいです。逝かせて下さい、お願いします。」とはっきりと聞き取れる声で懇願してきた。
『翔、素直になれた所で教えて?何で俺に対する態度が冷たいのか。
きちんと言えたら気持ちよく逝かせてあげよう。
言えないと、この拷問が続くよ?
拷問が好きならそれはそれで俺は楽しくて嬉しいけど。』
少し悩む様な素振りを見せたが、連続で迫り来る快感に耐えきれず、意を決した様に発した。
「隼くんが隼人さんのことを好きだからです。」
唐突な方向からの衝撃に、私と隼は「え?」と声を揃えてしまった。
なるほど、今までの翔の態度の全てがわかった気がした。
翔は完全なゲイであり、恋愛対象として隼が好きなんだと。
中学時代には腰巾着の様に隼について周っていた。
病院で再開した隼の傍らには俺が必ずいて、
ここ数日は俺と風呂や床を一緒にしている。
そこからくる感情で私に対して敵対心を持っていたのだと。
そして今、その敵に快楽で溺れさせられている。
その事にも葛藤がありつつ、しかし下半身は従順になってしまっている。
俺のドSボルテージはMAXだ。
『翔、「僕は貴方様の僕(しもべ)です。心も身体も貴方様に捧げます。
どうかこの短小包茎の醜いチ●コを貴方様の手の中で気持ちよく逝かせて下さい。
よろしくお願い致します。」
これが言えたら逝かせてやるよ。どうする?』
翔は悩む寸暇もなく
「今までひどい態度をしてしまい申し訳ありませんでした。
僕は僕(しもべ)です。はやと様に全て捧げます。
これからも僕を近くにおいて下さい。
そしてどうか僕を気持ちよく逝かせて下さい。
お願い致します。」
その言葉を言い切った瞬間、皮オナを開始。
「いくっ、いくっ、いくっ…
いくいくいくいくいくいく…
あーもうダメぇぇー
あっ、あっ、あっ…。」
ドM発言から翔が逝くまで、30秒を要しなかった。
勢いよく噴射した精子は、目の前にいた隼の髪、顔、胸元に飛来し隼は驚き、後ろ向きに滑って湯に沈んでしまった。
逝った後も皮で扱き続けると、身体を丸くしてクネクネし始める。
隼に翔の両手を持つ様に言うと、隼は素直に従った。
隼の目を見つめながら翔は顔を横に振るが、
『ここはお風呂場だから大丈夫だよ。」
隼は悪魔の笑みを翔に向けた。
「くすぐったい、だめ、やめて、なんか出る。」
いろいろな言葉が出たが、最後は観念した様子で浴室にぶちまけた。
翔はシャワーチェアから倒れ混むと尻もちを着いた。
ドンっという音と共に、3人はだれからともなく笑いあった。