ローションでたっぷりと自分の肉棒を濡らし、正常位の姿勢で、シュンのアナルに当てる。よく慣らした穴は、すんなりと肉棒を沈ませていく。
「あっ、大っきい」
シュンがちょっと苦しげに言う。
「ごめん、きついかな」
「いや大丈夫。太くて超エロい、、」
俺の肉棒が根元まで入る。ねっとりと締めつけるようなシュンの中は肉棒を火照らせそうなほど熱い。名器、という言葉が頭をよぎる。
「はいった?」
「うん、、ほんとに痛くない?」
「全然、、動いていいから、、もう、、」
シュンは眉を寄せた切なそうな顔で、ピストンの快楽に備えているかのようだ。
超絶イケメンが俺を受け入れて、俺の肉棒にされるがままになろうとしている。そのシチュエーションだけで興奮がMAXになりそうだった。
感触を確かめるように、俺はゆっくりと動きはじめる。
「あっ、あっ」
シュンの喘ぎはこれまでより大きい。
シュンのアナルは、俺の肉棒全体を絡めるような刺激を与えてくる。棒だけじゃなく、下腹部自体がうずいてくるような感覚だ。
「あっ、あああっ、、」
シュンの声もテンポが早くなる。意識することもなく、俺のピストンはかなり激しくなっていた。シュンの足を持ち上げて、俺はシュンに覆いかぶさるような態勢になる。肉棒がさらに深くまでシュンの中を突く。肌と肌がぶつかる音が響きだす。
「あっ、あっ、激しいよ、、ああっ」
シュンはもう叫ぶようになっている。引き締まった体が、俺のピストンに合わせて揺れる。喘ぎと連動して、腹筋が生きものように上下する。
「気持ちいいっ?」
シュンが喘ぎながら聞いてくる。
「やばいくらいイイよ、シュンのマ○コ、、」
「俺も、KOさんのチ○ポやばい、、もっと俺のマ○コ突いて」
シュンはこの顔でバリネコなのかもしれない。でもイケメンが言うと、淫語でも不思議とヘンなエロさがない。
その言葉どおり違う快楽を与えたくなって、俺はシュンを起こしてバックの態勢になる。
きれいなラインを描くシュンの背中は、一面が汗で濡れている。明るい髪の色が、小麦色の肌にいっそう映えて見える。
しばらく普通にピストンした後、肉棒をカリまですばやく抜き、それから一気に根元まで沈める激しくストロークを加える。
「ああああっ、やばっ、、きもちいっ、、」
シュンはさらに大きく声を出す。おかしくなりそうと言いながら逃れようとするので、両腕を掴んでストロークの速度を加える。
「あーっ、あっー」
シュンはあきらめたように上半身を起こした。後ろから抱くような姿勢になり、ピストンをとめて小休止を与える。振り向かせた顔にキスをすると、シュンは俺の頭に手をまわして舌を這わせてきた。
肉棒の奥からせり上がってくる感触を覚えた俺は、シュンを寝かせて再び正常位で挿れなおした。
まんぐり返しのような態勢になって、フィニッシュに向けて激しいピストンを加える。
パンパンパンとテンポの早い打ちつけ音が響く。汗のせいで湿った音になっている。シュンの引き締まった体は、もう全身がびっしょりだった。
「ああんっ、あああああーっ」
シュンは体をのけ反らせながら、激しい快感に耐えるようにしがみついてくる。
「イきそうっ」
俺は叫ぶように言った。
「イッて、出して、精子だしてっ、、」
シュンも叫ぶ。俺の限界が来る。
「出る出る出るっ!」
ドクっとした感覚があって、シュンの中に俺の精子が放たれる。
「あっ」
その瞬間に、シュンもひときわ高い声を出した。
「激しかったあ、、」
シュンはハアハア言いながら、笑って俺の顔に手を沿わせた。
「イケメンだから興奮しちゃった」
「俺も。めっちゃ声出たよ」
シュンが何か欲しそうな顔をしたので抜く前にもう一度キスをして、そのまま2人で浴室に行ってシャワーを浴びた。
きれいな体を見て、こんな子とさっきまでセックスしてたんだなあと、ちょっと感動すらした。
泊まっていいと言われたので、その日はそのまま寝て、明るくなってから家を出た。
最後に連絡先だけ交換した。また会えるといいなって言われたけど、俺のいる東京からK地方は遠い。俺も会いたい気持ちは同じだったけど、その可能性はないなと思いつつ、礼を言って分かれた。
(続く。最後にエピローグだけ)